財団法人新エネルギー財団会長賞
導入事例の部 ドリームフューエルセンター
ごみ固形燃料化施設

津久見市/環境保全課

 これまで小さな市町村では、主に家庭から排出される燃えるごみを焼却するだけで、エネルギーを有効利用するには限度がありました。ところが、添加剤(生石灰)の化学反応の作用で、ごみが臭気のない、輸送性、保存性に優れた固形燃料に加工され、市内のセメント工場で燃料としてだけでなく、焼却灰までもが原料として100%利用されることになりました。これまで厄介者だった生ごみ等を含む燃えるごみが、まさに、ドリーム・フューエル(夢の燃料)として新しい形の資源に生まれ変わることになりました。

ドリームフューエルセンター


固形燃料


処理フロー
ごみ投入
 ↓
破砕工程→不燃物除去
 ↓←添加剤
反応工程
 ↓
圧縮行程
 ↓
乾燥工程
 ↓→成形不良除去
固形燃料完成


能力、形状など
・能力=16t/8h×2基
・投入〜製品になるまで所要時間=約3時間
・形状=直径1.5cm×長さ2.0cm
・含水率10%以下
・発熱量3,700kcal/kg
固形燃料がセメント工場で利用される利点
・原料の生石灰・粘土を1,450℃で24時間連続運転
  ↓
ダイオキシン類=0.00ng−TEQ/Nm3
(固形燃料投入前、後3測点とも)
・固形燃料から発生する焼却灰もセメント原料に利用
  ↓
・最終処分場の延命化・浸出水処理施設の負荷軽減

特長
6,500t/年の燃えるごみ
  ↓
18リットルの灯油缶×10万本分の固形燃料へ
●センターでは
煙突なし!有害ガスの発生なし!
●利用先では
塩化水素、NOx、ダイオキシン類が低減される。
トータルとして、化石燃料使用削減、CO2の排出抑制

セメント工場RSPキルン

 

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