資源エネルギー庁長官賞
導入事例の部 伏見大手筋商店街
ソーラーアーケード

伏見大手筋商店街振興組合
三洋電機株式会社
 太陽電池により発電した電力(システム容量:30.6kW)をインバータで直流から交流に変換して、関西電力の電力系統と連系する発電設備です。発生した電力は、空調、照明等の電源として利用されており、余剰電力が発生した場合は、関西電力に買い取ってもらう逆潮流ありのシステムです。電力会社とは、各街区毎に連系しています。また、非常用電源ユニットにより、非常時に特定の負荷(2、3街区の4つの辻照明)に対して電力供給を行います。
設備の特長
 本施設は、全国に先駆けて大型太陽光発電システムを導入した環境重視型のアーケードです。
 アーケードの東西ファサート(出入口)に、光透過性のあるシースルーアモルファス太陽電池を採用し、明るく透明感のある空間を演出しています。また、アーケード上部の消防歩廊手すりを太陽電池用架台と一体化し、デッドスペースを有効利用しています。さらに、自立運転型インバータと非常用バッテリーシステムにより、災害時でも一部照明に電力供給できるようにしています。
 以下のような設置場所や工夫をして、近隣の人、アーケードの利用者や施設の見学者に対してアピールしています。
  • 通りから見やすくするため、アーケード上部とは別にアーケード各辻の南面に太陽電池モジュールを垂直設置。
  • 遠くからも目立つように3番街の四つの辻上部に太陽電池を並べた半円形のモニュメント(ソーラームーン)を設置。
  • 単結晶太陽電池、多結晶太陽電池、アモルファス太陽電池を街区毎に採用しているので、各種太陽電池を比較見学可能。
  • 発電量の瞬時値をアーケード内の3箇所にデジタル表示。
  • 東西入り口の時計やアーケード内のモニュメント(2番街:キラキラモビール、4番街:ハミングバード)を定期的に作動。

消防歩廊への設置状況(アーケード上部)

シースルー太陽電池の設置状況
 

8年度平成9年度受賞一覧10年度11年度