
石川県工業試験場
融雪機能付き
200kW太陽光発電システム
●石川県工業試験場
●古河電気工業株式会社
●シャープアメニティシステム株式会社
石川県工業試験場では、石川県が平成8年度に策定した「地域新エネルギービジョン」の構想を基に、公設試験研究機関として地域社会の先駆的モデルとなるため、築14年経過した既設建築物の屋根に200kW太陽光発電システムを設置しました。
北陸などの積雪地域への太陽光発電システムの普及は、積雪の影響を最小限にすることが課題であるため、太陽電池を融雪の媒体とする『融雪機能付きシステム構成(容量:60.48kW)』を導入しました。この融雪モジュールで200kWモジュール全面の積雪をとり除きます。
設備の特長
日本発の融雪機能を付加
降雪時は、10kWの6エリアを自動運転により双方向インバータで逆電力を送り太陽電池モジュールを発熱させて融雪します。融雪箇所については、全てのモジュールに残雪がなくなるよう工夫してあります。
システムには、モジュール内蔵温度センサーをはじめ各種センサーを装備しており、モジュール温度やインバータの出入力電圧・電流値など一定時間毎のデータ自動計測が可能になっています。
施工性・デザインの工夫
太陽電池は、多結晶(大屋根)と単結晶(越屋根)の2種類のモジュールを使用し、屋根面との調和、耐震性、積雪荷重等を考慮して、南北両面を均等に設置しています。
また、架台には「雪止め金具」を活用し、屋根の防水対策、アレイの軽量化、工期の短縮、工費の削減等工法及びデザインに配慮した設計になっています。
【導入の効果】
石川県産業振興ゾーンは、工業試験場を中核施設として形成され、県内外から年間30万人以上が訪れており、太陽光発電の普及・啓発、研究及び技術開発に本システムの導入は大きく役立つものと思われます。
また、積雪地域の住宅へ太陽光発電の導入を促進することが期待されます。
●システムの仕様![]()
●システムの設置風景
●システムのしくみ