資源エネルギー庁長官賞
新エネルギー機器の部 天然ガス自動車
HONDA CIVIC GX
株式会社本田技術研究所栃木研究所
本田技研工業株式会社
 環境・エネルギー問題に貢献できる実用的な天然ガス自動車(以下、NGV)CIVIC GXを完成させ、市販化した。主な特長は、(1)NGVとして初めてガソリン車と同一のインライン生産を可能にし、安全性、信頼性と合わせて大量普及時代にも対応できるようにした。 (2)排出ガスレベルは世界最高水準で、有害ガスの排出を殆どZEROレベル迄削減した。また、CO2も約20%削減できた。 (3)その他、オールコンポジットタンクの採用により、軽くて大容量のためガソリン車と同等な車両性能、航続距離が達成できた。

機器・システム等の特長

 販売価格は200万円(補助金利用で実質170万円)で実用的な一充填当りの航続距離が約340km確保できたことは今後のNGV普及拡大に大きく寄与するものと考えている。原動機の総排気量=1,590CC。原動機の最高出力=81kW/6,500rpmおよび最大トルク=130Nm/5,500rpm。


技術の先進性
天然ガス専用VTEC-E(可変バルブタイミングリフト機構)エンジンの開発。出力向上として高圧縮比(=12.5)化、燃費向上(CO2削減)および燃焼安定化としてスワール燃焼技術を天然ガスエンジンにも応用。
高精度燃料供給装置として天然ガス専用インジェクター、インジェクタードライバーと電子制御コンピューターや燃料圧力制御としての集約型のプレッシュアーレギュレーターを独自に開発した。


世界最高水準のクリーン度

COHCNOX
CIVIC GX
平均規制値
0.00
2.10
0.00
0.25
0.01
0.25
排出ガス10.15モード届出値(g/km)
CIVIC GX全体写真
CIVIC GX全体写真

天然ガス専用酸素センサーと触媒の開発にて、有害非出ガスを殆ど計測不能なZEROレベルに削減した。CO2も約20%削減した。
世界で最も軽量、大容量な高圧燃料容器(オールコンポジットタンク)を開発しその容器をトランク内にモジュール化して搭載、将来の大量生産ラインを確立して先進性を証明した。
  
CNG専用エンジンの主要技術

CNG専用エンジンの主要技術


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