財団法人新エネルギー財団会長賞
導入事例の部 バイオガスを燃料とした
燃料電池発電装置
サッポロビール株式会社
 千葉工場内のビール製造に伴う有機性排水を嫌気性廃水処理によりバイオガス(発酵ガス)を発生させ、それを燃料とした燃料電池による発電システムを世界で初めて導入、発電に成功。このバイオガス利用燃料電池はコージェネレーションシステムとして働き、得られた電力と熱は工場内で使用される。コージェネレーションシステムであるためエネルギー利用面から高効率であり、燃料電池の特性から排気がクリーンであるとともに、有機性排水のリサイクル利用が可能となるため、当社の環境対策の一環として導入された。


設備の特長
設備の特徴
バイオガスはボイラ等で熱エネルギーに変換し利用していたが、これを燃料電池のエネルギー源とし電気・熱エネルギーに変換可能となり、エネルギーの利用範囲の拡大が可能となった。
ビール工場のみならず、同様な廃水処理を行う食品工場等他業種にも適用可能。又バイオガスは、新たなリサイクルエネルギーとして利用できる。

導入効果
発電電力
年間発電量:1,728MW/年
ビール1kl製造に要する使用電力削減率:約6%
排熱利用
年間熱発生量:6,365,475MJ/年
ビール1kl製造に要する石油燃料削減率:約2%
既存エネルギーの代替性
化石燃料 663kl/年の削減(A重油換算)
設備概要

設備概要

嫌気性廃水処理装置及び燃料電池外観

嫌気性廃水処理装置及び燃料電池外観

システム概略図

システム概略図

8年度9年度平成10年度受賞一覧11年度