財団法人新エネルギー財団会長賞
導入事例の部 エネルギー再生型畜産糞尿処理システム
八木バイオエコロジーセンター
京都府船井郡八木町 八木町農林課

 八木町は畜産業が盛んで、乳牛・肉牛1,150頭、豚1,500頭を飼育する。このふん尿は、野積みによるハエ・悪臭の発生及び河川汚濁が懸念されていた。従来なら、この畜産環境問題の解決のため、堆肥製造のみの施設を建設する所であるが、本町はふん尿から発生するバイオガス(主成分メタン)が未利用エネルギーであることに着目し、バイオガスで発電してセンター内の電気を賄うと同時に、排熱を回収して発酵槽の加温等に使用しエネルギーの有効利用を図っている。また、発酵残さは良質の堆肥として農地へ還元し、資源の有効利用を推進している。


設備の特長
 本センターでは、メタン発酵で発生した消化ガスを使って、発電し、その電気と排熱の両方を使用している。発電容量は、2台の発電機で合計140kWである。発電した電気は、本センターで使用する。回収した排熱は、発酵槽の加温や管理室の給湯・暖房に使用し、エネルギーの有効利用を図る。本センターのメタン発酵槽は、無動力攪拌方式のBIMA消化槽を採用している。これらの設備の採用で、環境にやさしい施設であると同時に、省エネルギー化と運転経費の低減を図ることができる。 八木バイオエコロジーフローシート


メタン発酵設備
メタン発酵設備

仕様
仕様
発電・受電の例(平成10年8月26日)

発電・受電の例

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