財団法人新エネルギー財団会長賞
導入事例の部 食用油コンビナートでの
特定供給・排気再燃
リパワリングシステム

日本大豆製油株式会社
大阪ガス株式会社

 既設発電用ボイラシステムの有効利用を図りながら省エネルギー・省コストを達成するために、ボイラをガスタービン排ガスボイラに改造しリパワリングシステムを構築した。燃料は、改造時にC重油からクリーンな都市ガス(天然ガス)に転換した。ガスタービンの排ガス熱量のみでは必要蒸気量が得られないので、新開発の排気再燃バーナを用いて、ガスタービン排ガス+フレッシュエアを燃焼用空気としている。
 また発電電力は隣接する関係会社に特定供給を行い蒸気も隣接工場に供給して、コンビナートトータルでの省エネルギー・環境負荷低減を達成した。

設備の特長
 図1にシステムフローを示す。既設C重油ボイラ・スチームタービンを利用しながら省エネルギー・環境負荷低減・省コストを達成するために、都市ガス(天然ガス)排気再燃バーナを用いてリパワリングシステムを構築している。バーナ改造と同時に排熱回収方法を従来のユングストロームエアヒータから高圧・低圧エコノマイザに変更し、ボイラ効率向上を果たしている。また都市ガスへの燃料転換により排煙脱硫装置を撤去でき跡地にガスタービンを設置、ボイラは所内電力・蒸気を削減でき大きな省エネルギー効果を得た。

●図1.システムフロー
システムフロー


設備全景
設備全景
ガスタービン
ガスタービン
排気再燃バーナ
排気再燃バーナ

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