新エネルギー機器の部通商産業大臣賞
埼玉県
埼玉県立高等学校防災拠点施設
の太陽光発電および給湯施設

埼玉県(環境生活部環境推進課・教育局財務課・住宅都市部設備課)

埼玉県は県下155校の県立高校から38校を災害時の防災拠点に指定し、30kWの太陽光発電システムとソーラー給湯設備を設置し、災害時には一拠点2千人、合計7万6千人の避難者のライフラインを確保し、平常時には学校の校内電力、給湯需要に利用し、学校維持費の軽減に充てています。総額50億円に上る防災拠点の整備を県単独の予算で行なった行政の決断と新エネルギーに対する県民への高い啓発効果が評価されました。

機器・システム・設備等の特長

非常時には太陽光発電設備で発電された電気は、照明、TV、通信機器などの電源となり、ソーラー給湯設備はシャワーとなって避難者のライフラインを確保します。
平常時には太陽光発電の電気は校内電力に使用され、余剰分は電力会社に売電、ソーラー給湯設備はクラブ活動のシャワーなどに利用しています。

●太陽光発電設備
最大出力 30kW
総発電量 30kW×38校=1,140kW
蓄電池容量 1,000Ah×24校=24,000Ah
●ソーラー給湯設備
最大集熱量 672MJ(パネル36枚)
または336MJ(パネル18枚)
総集熱量 672MJ×24校+336MJ×14校
=20,832MJ
●その他の防災設備
非常用発電機
グランド照明
耐震性貯水槽(地下埋設式)
緊急遮断弁装置(受水槽用)
雨水利用施設
汚水貯留槽
備蓄倉庫(150m2
●県民への啓発
防災拠点の高等学校には太陽光発電システムの説明パネルを設置、発電量等を表示して県民への新エネルギーに対する啓発を図っています。


屋上に設置された太陽パネル

正面入口などに設置しているパネル例

8年度9年度10年度平成11年度受賞一覧