資源エネルギー長官賞
新エネルギー機器の部鹿島建設株式会社
高温メタン発酵式
有機性廃棄物処理システム
<メタクレス>

鹿島建設株式会社

焼却、埋め立てなどで処理していた生ゴミなどの有機性廃棄物をメタン発酵処理し、得られるメタンをエネルギーとして利用するシステムです。有機物処理装置に高密度のメタン菌を保持できる担体を開発し、高温発酵により有機物の処理速度を従来の4~5倍として、装置の小形化を実現しました。有機性廃棄物処理の迅速性、装置の小形化、経済性およびバイオガスのエネルギー化を実現した先進性、普及可能性、環境保全性が評価されました。

機器・システム・設備等の特長

生ゴミ1トン当たり約120万kcalのバイオガスを回収することができます。
バイオガスを発電に利用すると発電時の廃熱も回収することができます。
生ゴミ処理能力により、1ユニット1~50t/日までの機種を用意しています。
高温メタン発酵(発酵温度55度)のため、システムがコンパクトになり、建設コストも安くなります。
分別機、粉砕機を装備しているため、広範囲の廃棄物に対応可能です。


バイオリアクタ内部

●バイオガス利用方法の比較

  ガス利用 発電効率 コスト 環境影響
ボイラー燃料 燃焼
ガスエンジン発電 燃焼
燃料電池発電 非燃焼

●システム仕様例(燃料電池を組み合わせた場合)

生ゴミ処理能力 5t/日 10t/日
バイオリアクタ容量 100m3 200m3
バイオガス発生量 1,000~1,100m3 2,000~2,200m3
メタン濃度 60~70% 60~70%
システム消費電力 860kWh/日 1,400kWh/日
発電量(効率40%) 2,900kWh/日 5,800kWh/日
発電機回収熱(40%) 245万kcal/日 490万kcal/日
設置面積 420m2 600m2

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