資源エネルギー財団会長賞
新エネルギー機器の部東京都水道局
富士電機株式会社

小河内貯水池太陽光発電システム
東京都水道局
富士電機株式会社

貯水池に発生する藻類を回収、処理して排出する一連の装置を太陽電池のみで稼働させる世界初のシステムです。システムは湖面の水質保全装置、そこで回収した藻類を運搬する電動船、陸上の発電設備からなり、すべてに太陽電池が設置され、発電容量は155kWに上ります。発電電力は貯水池の水質保全と隣接の展示館の電力に使用され、災害時は非常用電源となります。太陽光発電利用方法の先進性と来場者への啓発効果が評価されました。

機器・システム・設備等の特長

[湖面設置太陽光発電設備・水質保全装置]
湖面に設置された太陽光電池により発生した電力は、藻類を回収する水質保全装置の電源として使用され、災害時は非常用電源としても使用できます。必要なすべての電力を太陽電池から得る電気的に完全に独立したシステムです。装置の運転は電力を有効利用するため、自動制御しています。
多結晶型太陽電池発電電力 25kW
アモルファス太陽電池発電電力 3kW
太陽電池面積 約276m2
水質保全装置処理能力 約30m3/h

湖面設置太陽光発電設備・水質保全装置
[電動船「ひだまり」]
船に設置した太陽電池と蓄電池からの電力を動力源とする、日本初のクリーン船です。回収した藻類を湖の外に運びます。
アモルファス太陽電池発電電力 1.5kW
速力 約5ノット
排水量 23.12トン

電動船「ひだまり」
[陸上設置太陽光発電設備]
「奥多摩水と緑のふれあい館」前の駐車場に設置された太陽電池から得られた電力は「ひだまり」の蓄電池充電、同館の補助電源に使用され、災害時の非常用電源としても使用されます。また、電力が余った場合は電力会社に売電しています。
多結晶型太陽電池発電電力 125kW
多結晶型太陽電池面積 約970m2

陸上設置太陽光発電設備

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