資源エネルギー財団会長賞
新エネルギー機器の部セイコーエプソン株式会社
メタノールを燃料とした
燃料電池発電設備

セイコーエプソン株式会社

精密加工業の製造プロセスから廃棄されるメタノールやイソプロピルアルコールを200kW2基の燃料電池の燃料として利用、得られる電力は工場で使用する電力の一部を賄い、熱エネルギーは工場の製造プロセスで使用する純水の加熱用および工場の空調用に使用され、総合効率80%を達成しています。工場から廃棄され、処理費用の高い廃アルコール類を燃料電池の燃料として使用したリサイクル性と先進性が評価されました。

機器・システム・設備等の特長

●設備概要
燃料(メタノール使用料年間1,500t)
廃メタノール
廃イソプロピルアルコール(近日中に使用)
メタノール(不足分)
出力
電気出力480V-400kW (エネルギー比率40%)
熱出力  蒸気 155度-4.5kg/cm2
   146Mcal/h(17.0%)
  高温水 85度
   103Mcal/h(11.5%)
  低温水 50度
   103Mcal/h(11.5%)
効果
発電効率 40%
熱利用効率 40%
総合エネルギー効率 80%
●特長
既存の買電とA重油焚ボイラによる供給と比較して原油換算337キロリットル/年のエネルギー削減
  CO2排出量は14.5%削減(-100t/年)
  NOx排出量は1/15に低減
  SOx排出量はほぼゼロ
騒音は65デシベルと低く防振防音対策が不要
日常メンテナンスは随時監視で簡単
オーバーホールは5年に1回
●啓発効果
全国の半導体工場、液晶表示工場や金属部品製造工場等から廃棄される廃メタノール類を有効利用できるため、環境面、資源活用の面で波及効果が大きい。
設備外観
●システム概略図

8年度9年度10年度平成11年度受賞一覧