トヨタ自動車株式会社
地域社会と連携した高効率廃棄物発電システム
トヨタ自動車株式会社

受賞のポイント
自社工場から廃棄物と周辺自治体・企業から回収するごみ固形化燃料(RDF)を主燃料として、電力と蒸気を供給する熱・電供給の高効率廃棄物発電システムです。焼却灰のリサイクル利用、社内廃棄物だけではなく周辺自治体、企業の廃棄物を技術提供によりRDF化させて受け入れる地域社会への高い貢献度が評価されました。

機器・システム・設備等の特長

地域社会との連携による環境負荷の低減 
トヨタ自動車では、自社における廃棄物の排出抑制と再資源化に努める一方で、周辺自治体及び企業で発生する廃棄物を固形燃料として受け入れ、当発電プラントの燃料として活用する事で、地域全体の環境負荷の低減に貢献しています。

高効率なエネルギーの利用 
本発電システムは、最大発電出力16,000kWの電力を回収するとともに、電力回収後の蒸気も工場の熱源として活用することで、総合熱効率を85%と大幅に高めた、国内でも最大規模のサーマルリサイクルシステムです。有効利用する廃棄物は、産業廃棄物や一般廃棄物の固形燃料など約50,000t/年が利用可能で、これは灯油に換算すると18,000kl/年の節約につながります。

環境負荷物質の排出抑制 
廃棄物のサーマルリサイクルを推進するのみならず、燃焼灰の有効利用技術の開発とダイオキシン類やNOx、SOx等の環境負荷物質の発生を抑制し、廃棄物の減容化と適正処理を推進しています。現在、燃焼灰はその特性を活かし自動車用樹脂充填材として活用し、自動車部品として車両に搭載し、世界に向けて出荷されています。
 
●廃棄物発電システム全景

●廃棄物発電システム設備概要

●高効率廃棄物発電事業の概要
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経済産業大臣賞 導入事例の部 トヨタ自動車株式会社