錦正技研株式会社
小型風力発電に最適な高効率発電機
<ユニ・エースポール500>
錦正技研株式会社

受賞のポイント
起動トルク(発電機を回転させるための最初の力)が従来機の6分の1以上と軽く、風力発電機とした場合、風速2.5m/秒で起動し、起動後は1.7m/秒で回転・発電する新方式の小型発電機です。また発電効率も従来型の約1.4倍を達成しています。小型風力発電機の性能向上と普及促進に大きく寄与する点が評価されました。

機器・システム・設備等の特長

ユニ・エースポール発電機の特長
発電機の構造は100年来変化しておりません。本機は、永久磁石を用いた全く新しい構造であり、世界で初めての矩形波交流出力の小型発電機です。
  • 起動トルク(回転させるための最初の力)が従来機の6分の1以上の軽さです。
  • 直流分95%以上の矩形波交流出力のため高効率発電となります。
  • 低速回転でも、高速回転でも波形率が変わらず、質の高い電気を出力します。
  • 1回転2Hzで発電効率は90%と効率です。(従来機は65%程度)
  • 振動や発電ロスが少なく温度上昇も僅かです。
  • 部分点数は40点で構造はシンプルです。(従来機の5分の1)
風力発電での特長と実証
磁石式ですが従来に比べ起動トルクが軽く、高効率で、風力発電に最適の発動機です。
  • 永久磁石を用いており、無配電地域の独立分散風力発電に最適です。
  • 起動が容易で、微風地域での風力発電に最適です。
  • 風速2.5m/秒で起動し、起動後は1.7m/秒でも発電します。
  • 構造がシンプルで故障が少なく、メンテナンスフリーです。
  • 微風域にあるサントリー(株)高砂工場に500W級4基が設置されています。
今後の展望
  • この発電機の出力規模は理論上50kW程度まで可能ですが、今のところ1W〜5kWです。駆動は風力・水力・人力等のより小さいエネルギーで稼動し、機器の小型化・効率化を通じ、地球温暖化防止・クリーン化・省エネ・省資源化の実現に貢献するものです。
  • この発電機が各分野で活用されるようになれば部品点数が少なく構造がシンプルなことから、量産のメリットは大きく、大幅な価格の低減が可能になります。
 
●発電機外観(158mm×158mm×226mm・14kg)


●サントリー(株)高砂工場設置例


●風力発電特性比較(直径1.8m3枚構成の同一プロペラを使用)

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新エネルギー財団会長賞 新エネルギー機器の部 錦正技研株式会社