国産技術により実用化した先進的な大型風力発電装置。風速に応じた最適な回転数による運転で電力系統への影響も少なく、日本の風力市場になじむものです。従来機種と比較して性能面、保守面などから多くの改善がされ、今後の量産化を含め経済性の向上が見込まれ、風力発電の導入促進が期待できます。

 

永久磁石式多極同期ギアレス可変速を採用した世界初の商用大型風車
 ピッチ制御、可変速制御、ギアレス構造と永久磁石式多極同期発電機を採用した、世界初の商用大型風車です。納入実績・納入予定は下表に示すとおりです。



電力系統にやさしい
 永久磁石式多極同期発電機とインバータ/コンバータの組合せにより、風車出力変動・電圧変動が大幅に小さくなりました。(従来機:±50%以内、同期機:±3%以内)また、併入時の突入電流もありません。
MWT-S300(青森県竜飛岬)
MWT-S300(青森県竜飛岬)
MWT-S600(兵庫県北淡町)
MWT-S600(兵庫県北淡町)
高効率
 MWT-S600の場合、年平均風速6m/sの地点で年間約1,200MWhを発電します。これは従来機に比べ年間発電量が約6%向上しました。

低騒音
 歯車を無くし、機械騒音の低減を図りました。また、低騒音翼採用により風切り音も大幅に低減しました。(従来機:41dBA、同期機:34dBA。いずれも300kW機、ハブ高さ風速8m/sで運転中の風車から300m離れた場所での騒音レベル)

優れた保守性
 発電機を直接回転させるダイレクトドライブ構造とし、部品数の削減を図ったことで、保守性が大幅に向上しました。

仕様


注) 文中の「従来機」とは、三菱重工業(株)を含む世界の代表的な風車メーカーのものを指します。
 

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