経済産業大臣賞 環境維新のまちづくり 薩州自然エネルギー工業団地事業 合同会社 さつま自然エネルギー
受賞のポイント  地元企業、行政、学校法人などが出資する事業主体を設立、さらに金融機関や市民ファンドにより資金の提供を受け、出資者の工場や施設の屋根に太陽発電設備を設置、発電全量を電力会社に売電する事業である。
 売電収入は、設置者への屋根使用料として、又、一般市民に対しては地域特産品などで還元するなど工夫されており、地元関係者が幅広く関わり、地域に根ざした取組みとして、また他への波及効果も期待できるものとして高く評価された。
導入活動の概要
   2012年4月17日、自然エネルギー社会への転換を目指して、鹿児島県いちき串木野市の地元中小企業、いちき串木野市、学校法人等が出資をする合同会社さつま自然エネルギー(LLC:有限責任合同会社)が設立された。
 本事業は、いちき串木野市に位置する西薩中核工業団地を核として、次世代の環境エネルギー施設の構築によって、地方都市の抱える環境エネルギー、少子超高齢化、地域活性化、財政健全化等の問題を同時に解決するサスティナブル社会の実現につなげ、地域再生型の活力と魅力ある課題解決型の環境モデル都市を構築しようとするものである。
 第1次事業ではさつま自然エネルギーが地元金融機関や市民ファンドより資金調達をし、太陽光発電設備を出資者の工場や施設の屋根等に設置することによって建物の環境付加価値が向上した。発電した電気を電力会社に全量売電し、設置先法人には売電収入の一部を屋根等の借用に対する賃料として支払う。約12年の事業期間終了後は発電設備を設置先法人に無償譲渡する予定となっている。全量固定価格買取制度施行日の2012年7月1日より全国に先駆けて一部売電をスタートし、現在は工業団地内2000キロワットおよびその他市内700キロワットで、合計2700キロワットの太陽光発電設備が稼働している。


  プロジェクトの目的と事業計画   事業全体図
  2013年7月1日 売電開始式典開催   白石水産 太陽光発電所


  連絡先 株式会社パスポート 環境エネルギー事業本部九州営業所
鹿児島県いちき串木野市昭和通111
TEL: 0996-24-5511
FAX: 0996-24-5522