資源エネルギー庁長官賞 北東北でのバイオマスによる地域循環型ビジネスモデル 株式会社 バイオマスパワーしずくいし
受賞のポイント  県内有数の観光施設である小岩井農場と連携し、農場から発生する家畜糞尿のほか地域から収集する食品残さを受入れ、同じ施設内において複合処理しメタンガス発電(発電容量:250kW)やたい肥・液肥の製造をおこなっている。
 発電した電力の一部を、又、たい肥・液肥のほとんどを小岩井農場に販売しており、小岩井農場を中心としたバイオマスエネルギーによる地域循環型ビジネスモデルとして高く評価された。
導入活動の概要
   県内有数の観光施設である小岩井農場で発生する家畜糞尿と地域から収集する食品残さを受入れ、メタンガス発電(発電出力:250kW、平成18年4月受入れ開始)及びたい肥・液肥の製造事業を行っている。
 この事業の特長は次の通りであり、地域の特性を生かした地域循環型のビジネスモデルとなっている。
  1. 観光施設連携型
    本事業の実施場所である小岩井農場は、年間80万人が訪れる県内有数の観光施設である。 小岩井農場内で発生する家畜糞尿と地域から収集する食品残渣(総処理能力:畜産系バイオマス約83 t/d 、食品系バイオマス約32 t/d)を場内で処理し、発電した電力は、場内使用分の残りを東北電力に売電し、たい肥・液肥は小岩井農場に販売しており、より幅広い層に新エネルギーや環境調和型事業の大切さをアピールしている。
  2. 家畜糞尿と食品残渣の複合湿式処理
    本事業では家畜糞尿と食品残渣を同じ施設内において湿式処理しており、同じ地域内で発生する複数種のバイオマスを集約処理することで、設備投資・施設運用を効率化している。
  3. 民間主体の採算重視事業
    本事業では民間企業の経営ノウハウを最大限発揮した採算重視の事業としている。
    現在順調に稼働しており、黒字経営の状況が続いている。
    新たな産業としての有効性を立証する事で、バイオマス事業について企業や行政の積極的な取り組みを誘発すると考える。

  フローシート
  施設全景
施設全景
  メタン発酵槽
メタン発酵槽
  メタン発酵発電装置
メタン発酵発電装置
  たい肥一時発酵槽
たい肥一時発酵槽
  たい肥ストックヤード
たい肥ストックヤード


  連絡先 株式会社バイオマスパワーしずくいし
岩手県岩手郡雫石町中黒沢川17−7
TEL:019-692-5010
FAX:019-692-5086