3.インドネシア国におけるラジャマンダラ水力発電所新設計画の
CDM事業可能性調査
 
3.1 対象国及びカウンターパート
(1) 対象国:インドネシア共和国
(2) 主な関係機関・カウンターパート:
鉱物資源エネルギー省 (Ministry of Energy and Mineral Resources)
環境省 (Ministry of Environment)
インドネシア国営電力会社 (PT. PLN)
インドネシア・パワー社 (PT. Indonesia Power)

3.2 プロジェクト概要
(1) プロジェクト種別:水力発電所の新設
(2) 水系河川名:チタルム川水系チタルム川
(3) 発電方式:水路式/流れ込み式
(4) 最大出力:30,000kW
(5) 年間発電電力量: 167,000MWh
(6) GHG排出削減量:122,000 t-CO2 /年

3.3 ベースライン
現地調査において、本プロジェクトが実施されない場合にどの発電所が代替するかを分析するディスパッチ分析は困難であるとの結果を得た。本プロジェクトでは、代替電源の特定が困難であり、本プロジェクトによって発電される電力は、ジャワ−バリ系統に接続したすべての発電所が代替すると考えられるため、ベースライン排出量の算出にはこれら発電所の全電源平均によるCO2排出原単位(2000〜2002年の3ヵ年の平均値)を採用した。

3.4 経済・財務分析
本プロジェクト実施に必要なコストを算定し、想定される売電単価、借入金利及びCER等を検討の上、経済・財務分析を行った。その結果、CERの売却益を見込むことで内部収益率はインドネシア・パワー社の投資判断基準を超えることから、追加性があるとの判断ができるとともに、採算性が確保できる見通しを得た。

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