4.フィリピン国におけるタルビン川小水力発電所新設計画のCDM事業可能性調査
 
4.1 対象国とカウンターパート
(1) 対象国:フィリピン共和国
(2) 主な関係機関・カウンターパート:
エネルギー省 (Department of Energy)
環境天然資源省 (Department of Environmental and Natural Resources)
マウンテン州配電会社 (Mountain Province Electric Cooperative)

4.2 プロジェクト概要
(1) プロジェクト種別:水力発電所の新設
(2) 水系河川名:カガヤン川水系タルビン川
(3) 発電方式:水路式/流れ込み式 (2箇所)
(4) 最大出力:10,800kW (合計)
(5) 年間発電電力量:66,800MWh (合計)
(6) GHG排出削減量:32,400 t-CO2/年 (合計)

4.3 ベースライン
本プロジェクトのベースラインの設定では、本プロジェクトにより代替される電力をルソン−ビサヤス地域における系統電力全体であるとみなすとともに、これをベースライン境界と想定した。GHG排出量削減量の算定に際しては、境界内における調査時点での発電タイプごとのCO2排出係数をもとに、全電源平均によるCO2排出原単位を採用した。

4.4 経済・財務分析
本プロジェクト実施に必要なコストを算定し、想定される売電単価、借入金利及びCER等を検討の上、経済・財務分析を行った。その結果、民間投資事業として評価した場合、CERが獲得された上で、さらに電力販売契約及び公的金融機関による融資等が有利な条件で締結できれば、採算性が確保できる見通しを得た。

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