財団法人新エネルギー財団会長賞
新エネルギー機器の部 モニュメント型風力発電装置
サイレント・エナジー・
システム
(Silent Energy System)
協同組合プロード
 「見て楽しい夢のある風車を創りたい。」子供たちに自然エネルギーの啓蒙をしたいとの願いから、景観や環境に適合する製品を独自開発しました。芸術性の高い風車の羽根が、自然のエネルギー(風力+太陽光)を電気に変換するハイブリッド型風車です。独立型街灯、常夜灯、誘導灯、足元灯や、防災用電波中継基地の電源にも利用できます。サイレント・エナジー・システムは、防災公園・学校・公民館など、公共の場所でエコシテイーとしてのシンボルモニュメントとして、静かに発電します。設置地域の文化や風土などをデザインに取入れる事のできる、モニュメント型風力発電機です。


機器・システム等の特長
■静かさの表現
 このシステムでは、モニュメント自体が自然の風で回り、発電する。機械装置らしくい曲線を生かした形の中に風を受ける機能を取り入れ、市街地に設置した場合でも低速回転なので騒音がない。

■効率の考え方
 風車のカットイン風速が2.0m/sなので、普通の風車が取り損なっている風のエネルギーを可能な限り電気に変換する。カットアウト風速は無く、強風の場合には電気的な回転数制御と機械的な回生制御により定格発電を継続。

■耐久性
 風車の回転軸には、独自開発した磁気浮上スラストベアリングを使用しているので、重量によるベアリングの摩耗はない。

■リサイクル性
 資源の有効利用という観点から、主要部品は、鉄、アルミニウム合金、ステンレスで構成。その全てがリサイクル可能。

■利便性
 独立型(スタンドアローン)なので基礎工事のみで設置完了する。

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電気系統図

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