ソーラーコジェネレーションシステム2000

【受賞のポイント】
太陽光発電とソーラーヒーティング機能を一体化した装置で、太陽電池パネルの周囲を保温材で囲み、これを上面が透明な二重ガラスのステンレス密閉断熱容器に収め、太陽光発電を行うと同時に断熱容器内に空気を通して地上のヒートボックスに導き、給湯、空調に使用する太陽の光・熱を利用したコジェネシステムです。シンプルな構造と、空気循環用ファンの動力以外全て自然エネルギーでまかなう経済性と環境保全性が評価されました。


機器・システム等の概要、特長

太陽光・太陽熱の同時利用システム
 
太陽エネルギーにより、発電と同時に熱回収を行い、暖房、給湯に利用する熱電併給システム(ソーラーコジェネレーションシステム)
太陽モジュールを、保温材で内張りされたステンレス密閉容器で、かつ、表面は透明二重ガラスにてカバーしたコジジェネモジュール容器内に収め、太陽電池にて発電すると共に、エアの流通により、熱回収を実現
高いエネルギー効率
 
太陽光発電のみのシステムに比し、同一面積で最大3倍以上の出力(電力+熱のエネルギー変換効率3倍)
回収された熱は、ヒートボックス(給湯・蓄熱装置)を経て、室内に導き暖房・給湯に利用
冬季は、(発電+暖房+給湯+蓄熱)利用、夏季は、(発電+給湯)および冷風システム(オプション)
高い環境保全性と広い適応性
 
地球温暖化防止に有効な二酸化炭素の削減に大きく寄与
一般住宅(新築、既築共)および病院、学校、事務所等電力需要、熱需要のある分野に広く適応可能
「ソーラーコジェネ2000住宅」外観(16MD)


新エネルギー財団会長賞 新エネルギー機器の部
ソラーコジェネレーション2000(企業グループ)/セントラルハウス株式会社
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