世界貿易センタービル別館屋上の遊休空間を利用して、太陽光発電とコージェネレーション設備を一体化した「環境調和型ハイブリッド発電システム」を構築しました。従来から推進してきたエネルギー使用の合理化に加え、更なる省エネルギー化と環境負荷低減を実現しています。 |
ガスタービンで発電した電力を建物に供給し、排熱蒸気を冷暖房の熱源、動力源、更にボイラーの給水余熱として多段的に利用する「トリプル利用化」を図り、余剰なく排熱を用いて高い総合効率75%を達成しています。 |
コージェネレーション設備の上部を太陽光発電パネルで覆い、設備の耐久性向上と美観の確保を図りました。都市環境に適応した斬新なピラミッド型デザインにより、ランドマークとして、また都市部の既築建物屋上部の有効利用例として注目されています。 |
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コージェネレーション・太陽光発電設備で2,100t-CO2の二酸 化炭素削減に寄与 |
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太陽光発電設備の発電は約12.4haの森林の二酸化炭素 吸収量に相当 |
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太陽光発電パネルで日光を遮蔽し、建物の熱負荷を低減 |
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外観 |
ガスタービン本体 |
ガス圧縮機と蒸気タービン |
■仕様
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