運送会社の利点を活かし、天然ガストラック、ディーゼルトラック各1台で小中学校を訪問して排気ガスによる実験やクイズを行い、子ども達に低公害車への理解を深めるとともに低公害車の普及を目指している独創的な環境教育。授業に参加した子ども達はもとより、先生からの評判もよく啓蒙効果に優れています。

 

運送事業者としての低公害トラック普及への取組み
 運送業界における低公害車輌の普及を通して地球環境保全に取り組むことを企業理念に掲げ、天然ガス自動車のみで事業を行っています。設立当初より、低公害トラックの普及活動を自社の存在意義と捉え、運送事業のかたわら数々の取組みを進めてきました。その中でも、小中学生の子ども達を対象とした環境教育は、21世紀の社会における最重要課題のひとつであると位置付け、運送会社の立場から独自の取組みとしてこの見学会授業を継続実施してきました。この活動は、テレビや新聞、雑誌を通じて多くの人々に反響を呼んでいます。

小中学校を訪問して、
天然ガストラックの見学会授業を実施
 天然ガストラック(2トン車)1台と、ディーゼルトラック(2トン車)1台で見学授業を希望する学校を訪問し、天然ガストラック見学会を主体とした環境教育授業を行います。平成11年11月の第1回目のスタート以来、これまでにのべ2,000人以上の子ども達が授業に参加しました。

排気ガス実験の啓発効果
 実験に参加した子ども達の感想の多くは「将来は天然ガス自動車に乗りたい」というものでした。この見学会授業で出会った子ども達が、近い将来車を選ぶときには、低公害車が少なくとも選択肢のひとつにあたりまえのものとして加えられていることを確信しています。

外観

外観

貯雪庫
 

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