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株式会社クボタ |
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生ごみや食品廃棄物からバイオガスを取り出すシステムにおいて、独自開発の液中膜システムを用いてメタン菌を濃縮することで、大幅な小型化、低コスト化を達成するとともに膜分離により発酵阻害物質(アンモニア等)を除去するため、システムの安定性も大幅に向上しました。今後、食品工場の食品廃棄物処理設備、自治体・処理業者のごみ処理施設等への導入拡大が期待できる点が高く評価されました。 |
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■ 概要
本システムは、生ごみや食品廃棄物からバイオガスを回収するシステムです。従来に比べ大幅な小型化を実現しました。独自開発の液中膜を導入することにより、発酵槽内のメタン菌を高濃度に濃縮・維持することが可能となり、小型化に加えシステムの安定化・高効率化を同時に達成しました。現在、汚泥再生処理センター(し尿処理+資源化)、自治体(生ごみ処理)、食品工場向けに5施設が稼動中です。
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膜型メタン発酵システム |
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■ 特長
液中膜を採用した本システムは、従来システムと比較して以下の特長があります。
○発酵の安定化・高効率化
高濃度のメタン菌により投入物の性状変動に対応できること、並びに発酵を阻害するアンモニアを液中膜で効率的に抜き出せることから、システムの安定性が向上。
さらに、有機物の分解率の向上によるバイオガス発生量の増加(当社比10~20%増)、小型化によるシステム内消費エネルギーの減少により、正味の回収エネルギーの増加を達成。
○装置の小型化
発酵槽内のメタン菌濃度を高濃度に維持できるため、従来型の欠点であった大容量の発酵槽を1/3~1/5に小型化することに成功。あわせて主要部のユニット化により、低価格、短納期、省スペース化を達成。
○運転の省力化
安定化と小型化により運転専任者が不要となり、遠隔監視(ITメンテナンスシステム)が可能。
■ 仕様例
定格処理量 |
5t/日 |
メタン発酵槽容量 |
60m3 |
設 置 面 積 |
80m2 |
バイオガス発生量 |
600m3/日 |
メタン濃度 |
60% |
発生発電量 |
1,200kWh/日 |
余剰電力量 |
900kWh/日 |
回収熱量 |
5,200MJ/日 |
余剰熱量 |
2,000MJ/日 |
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