|
台風等による公共電源の停電は、特別老人ホーム内の食料保管設備や吸引器等の医療器具の機能喪失を招き致命的となるため、非常用電源として太陽光発電を従来から導入、順次整備してきている。
リスク管理の面から太陽光発電を利用しているパイオニア的事例であり、長年の利用実績を蓄積、有効活用していることが評価された。 |
|
『でいご園』は沖縄県本島中央部の緑と海の自然豊かな宜野座村にあり、介護等が必要な高齢者と職員の総勢約250名を擁する特別養護老人ホームである。
太陽光発電と蓄電池と自家発電機、また、太陽熱温水設備等を導入することにより、常時は省エネと地球温暖化対策、台風等の災害時は公共電力系統から孤立した際の食料保持、入浴・トイレ機能等の保持といった高齢者のための防災機能の向上を図っている。
太陽の恵みを「新エネ」技術で有効活用することにより、高齢者用施設の運営に係る防災機能の向上、省エネ、地球温暖化対策に積極的に取組んでおり、高齢者が安心・安全に”いきいき元気な生活”を送るための手段として、継続的に新エネを利活用している。
太陽光発電システム(計画出力99kW)は稼働13年目となるが、年間約11万kWhを安定的に発電し園全体の年間電力消費量の約24%を賄い、電力消費の小さい春先には41%の電力を太陽光発電で賄っている。
太陽熱温水器は夏場で最高水温約80℃、冬場で約45℃となりボイラーを経由して風呂用等に利用している。 |
|
導入設備の概要 |
|
|
|
連絡先 社会福祉法人清明会
〒904-1303 沖縄県国頭郡宜野座村字惣慶1316 TEL. 098-968-8363 FAX. 098-968-8668 |
|
新エネ大賞
- 令和6年度
-
- 令和5年度
-
- 令和4年度
-
- 令和3年度
-
- 令和2年度
-
- 令和元年度
-
- 平成30年度
-
- 平成29年度
-
- 平成28年度
-
- 平成27年度
-
- 平成26年度
-
- 平成25年度
-
- 平成24年度
-
- 平成23年度
-
- 平成21年度 第14回
-
- 平成20年度 第13回
-
- 平成19年度 第12回
-
- 平成18年度 第11回
-
- 平成17年度 第10回
-
- 平成16年度 第9回
-
- 平成15年度 第8回
-
- 平成14年度 第7回
-
- 平成13年度 第6回
-
- 平成12年度 第5回
-
- 平成11年度 第4回
-
- 平成10年度 第3回
-
- 平成9年度 第2回
-
- 平成8年度 第1回
-
PDFファイルの閲覧にはAdobe Systemsの「Adobe Acrobat Reader」が必要となります。
|