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太陽光発電システムの多数台連系における他システムとの干渉問題などの解決をはかるため、独自の検出技術を搭載したパワーコンディショナを実用化した(JET認証済)。このパワーコンディショナの導入により太陽光発電システムの集中設置における確認試験の実施や台数制限などの制約がなくなるなど、今後の太陽光発電の導入拡大に大きく貢献するものとして高く評価された。
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これまでは隣接する家屋がそれぞれ太陽光発電システムを設置する場合には、電力会社の同じ電力線に複数の太陽光発電システムが接続される「多数台連系」の状態となるため、停電時における他システムへの干渉などによる単独運転検出上の問題により太陽光発電システムが普及する上での障害となっていた。
従来の単独運転検出技術では、停電時の単独運転状態の高速検出が困難であったため他のシステムと干渉しないことを検証する試験が必要とされていた。同様に広範囲検出も困難であったため安全性を確保することから太陽光発電システムの設置を全体の約1割程度に制限されていた。
このような課題に対し、「AICOT®」を搭載したKP□Kシリーズは0.2秒以内で単独運転状態を検出するため、従来のような干渉試験が不要となり、合わせて広範囲検出の実現により設置数の制限もなくすことが可能となった。オムロンは独自技術「AICOT®」を数年かけて開発、実際のソーラータウンにおける実証結果を踏まえて電気安全環境研究所(JET)認証として基準化を実現した。また、方式を一般公開し日本電機工業会(JEMA)で規格化された。本技術「AICOT®」は新エネルギーである太陽光発電の普及に大きく貢献するものである。
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【主な特長】
☆多数台連系試験が不要
☆電力変換時に発生するスイッチングノイズ(高調波音)を最小減に抑制
☆幅広い直列数、並列数、さらに高電流モジュールにも対応可能
(最大入力電流 4kW:26A/5.5kW:35A)
☆小型・薄型でスリムなデザイン
産業用途で利用するためのオプションを準備
☆業界最高水準の変換効率(95%)
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