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垂直2軸型の水車構造により流水エネルギーを集約して発電できる小水力発電システムである。従来では対象とされなかった低落差の水路への適用が可能となり、今後、未利用エネルギーの有効活用が期待できることが評価された。
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【未利用の超低落差エネルギー発電】
今まで、ほとんど未利用であった農業用水路や排水路の超低落差の水力エネルギーに特化した発電技術として、新規特許の流量調整扇形ゲート付き垂直2軸クロスフロー水車・低落差型(流水式)小水力発電装置「ストリーム」の開発、製品化により、水路の低落差を利用し分散型電力を実現、小規模発電の特性を最大限に活用が可能になった。特に本来の水路の必要能力を阻害することなく、各水路の持つ許容能力を最大限引き出して発電効率を上げると共に農業用水などの水路発電の弊害となる枯葉や草木、小枝、ビニールゴミなどを排出・通過させる能力が高く発電事業に重要な機器の稼働率を高めている水車システムである。
【ユニット標準化による低コストと簡単施工】
なおかつシステム全体にユニット標準化をし、既存の水力発電のようなオーダー設備からユニット型標準選定設備方式により、設備コストの軽減や汎用性を実現した。特に設備の設置工事は、水車・発電機設備、集水調整設備、発電制御設備を含め2日~5日と短時間に設置が完了し、発電設備としては初めてのモバイル運用(非常時やメンテナンス時の昇降、移動)が簡易に行える水力発電設備である。
【系統電源と独立電源の2WAY電源】
もう一つの特徴は、2WAY方式を採用しており、平常時は系統連系として場内電力や商用電力と接続が行えるが、災害時や非常時においては、系統が停電により遮断されても独立電源機能を備えており、地域の緊急時の非常用電力としても機能することが可能である。
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流水式(低落差)小水力発電「ストリーム」の設置例 |
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「水理」技術の解説(ストリーム水車技術構造解説図) |
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従来の不可能な低落差の水路で発電を可能にした小水力発電 |
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連絡先
シーベルインターナショナル株式会社
東京都千代田区東神田2-8-11 萬産ビル4階
TEL:03-5822-2275 FAX:03-5822-2274
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