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学習型観光設備として、出力490kWの発電所を建設し、この設備を利用した普及啓発活動を行っている。
旧曽木発電所(国指定登録有形文化財)遺構や周辺の観光地との連携により新エネルギーの普及啓発活動を推進していることが評価された。 |
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申請の3者が協力して建設した発電所は、日本最大の滝幅(210m)を誇る「曽木の滝」が所在する曽木の滝公園内の旧曽木発電所(国指定登録有形文化財・近代化産業遺産)取水設備、沈砂池等を活用し、公園敷地内で観光客でも水力発電が学べるよう当初から学習型観光施設として計画し建設された。
この発電所の立地環境を最大限活用するため、以下の特徴を有する普及啓発活動を行うことにした。
- 旧曽木発電所遺構との連携:旧曽木発電所の建設を回顧できる学習が可能となるよう、遺構模型や当時の水路平面図を展示するとともに、「曽木の滝水力発電ものがたり(DVD)」を作成し、歴史的な学習を可能とした。
- 学習拠点施設、公園整備:学習の拠点と展望台を兼ね備えた観光拠点施設の建設、来園者の利便性を考えた駐車場の拡張、バリアフリートイレ、RVパーク等を設置した。
- ハードとソフトの整備:取水堰、沈砂池、放水口、管理棟制御盤の「見える化」を実現した。また、ソフト面ではイメージキャラクター、各種テキスト・パンフレット、水力発電のしくみ(DVD)などを作り、効果的に学習できるよう工夫した。
- 普及啓発活動:希望者に対する体験型学習に重点を置いた見学会や、申請の3者の情報ネットワークを活用した小水力発電による新エネルギーに関する普及啓発活動を行っている。既に小中学校の授業の一環として学習を実施しており、この取り組みで得られた知見を基に水力発電模型キットの導入、除塵機の体験型学習など学習プログラムの改良を継続的に行っている。
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新曽木水力発電所 見学者申込み受付画面 |
学習の様子 |
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連絡先 鹿児島県伊佐市 企画政策課 政策第2係
Tel:0995-23-1311
Fax:0995-22-5344 |
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