駅舎補助電源装置(S-EIV)は、電車がブレーキをかけたときに発生する回生電力のうち、余剰の回生電力を駅の照明・空調等の電源として用い、未利用エネルギーの活用を図るものである。 電力変換装置(直流/交流)は、次世代半導体(SiC)を搭載し、電力損失の低減化をはかっている。また、小型軽量化をはかることにより小さな駅にも設置でき、今後の鉄道事業への展開が期待できる取組みとして高く評価された。 駅舎補助電源装置(S-EIV)は、駅の照明・空調・等の電源として用いることで、未利用エネルギーである余剰回生エネルギーの活用を図るものである。 電力変換装置部(直流/交流)には、電力損失が少ない(従来比30%減)SiCパワーモジュールの採用と、実際の電車の運用を考慮して200kW-30秒間(3分間隔)の出力仕様とすることで、装置の小型軽量化・高効率化を実現している。
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