自社の工場にバイオマス発電、メタンガスボイラ、風力発電、太陽光発電などの多種の再生可能エネルギー設備を導入し、電力や熱の自家消費を行っている。
再生可能エネルギーの導入により、電気としては工場の消費電力の50%を、熱としては工場の消費熱量の80%を賄っており、再生可能エネルギーによるエネルギー利用率が高いことが評価された。
気候変動や深刻化する社会・環境問題など、企業を取り巻く課題がますます多様化する中で、“事業活動は、地球環境・生態系・社会経済システムに配慮した上で、持続的に発展すべき(サステナビリティ)”との認識が急速に高まっている。化学企業であるDIC グループは、温暖化対策をサステナブルな社会の実現に向けた活動の根幹を成すものと考え、事業所から排出する温室効果ガスの削減を公約し、統合報告書などで開示している。
当社で最もエネルギーを消費する鹿島工場は、エネルギー供給設備の再構築として、バイオマス発電、メタンガスボイラ、風力発電、太陽光発電などの再生可能エネルギーを積極的に導入し、年間35,000t 以上のCO2削減に貢献している。
当社は、各工場にエネルギーマネジメントシステム(エネルギーの見える化)を導入し、その活用など従業員が一丸となり、たゆまぬ省エネ活動を展開している。エネルギー供給設備の運転やエネルギーおよび生産設備の運用における最適化を続行することにより、更なる再生可能エネルギー利用率の向上に挑戦中。
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