新エネ大賞-New Energy Award-

審査委員長特別賞【普及啓発活動部門】地中熱の普及促進に向けた地中熱利用潜在量マップの作成について(諏訪市、八千代エンジニヤリング株式会社)

受賞のポイント

地中熱利用の普及促進に向けた活動として、地中熱の潜在量を評価して、視覚化と導入の際のコストダウンにつながることが期待される「地中熱利用潜在量マップ」を作成している。

市レベルで地中熱のポテンシャルを評価しマップ化した初めての事例であり、また、地中熱の導入促進に向けた講演会や見学会などの活動も継続的に実施していることが評価された。

普及啓発活動の概要

諏訪市は、二酸化炭素排出量の削減目標を設定した諏訪市地球温暖化対策実行計画を定め、目標達成に 向けた各種施策を展開している。それら施策の一つとして地中熱の社会実装を推進している。

地中熱の普及に向けて「市内の家庭や事業所に地中熱利用システムが広く導入されること」を最終目標とし て、次のような取り組みを行っている。

  1. 市民等への地中熱利用に関するアンケート調査
  2. 地中熱に関する講演会の開催、パネル展示
  3. 地中熱を体感する場として諏訪市美術館に地中熱利用冷暖房を導入し、工事見学会も実施
  4. 地中熱基礎・設計講座受講者への受講料助成
  5. 地中熱利用潜在量マップの作成、マップの活用方法の説明会開催と公表

事業者や市民が地中熱の導入を検討する際には、「どれくらいの熱が利用できそうか」「どの地域が有利な のか」「経費はどれくらいか」といった情報が求められる。そのため、提供できる情報の基本となる「どの程度の 地中熱が利用できるか」を、熱交換量を指標に用いて評価し、視覚的にわかりやすい地図として表示した「地中 熱利用潜在量マップ」を作成するとともに、ホームページに公表し普及啓発活動を推進している。

地中熱の普及促進に向けた地中熱利用潜在量マップの作成について

【連絡先】

  • 諏訪市 生活環境課 環境保全自然エネルギー推進係
    長野県諏訪市高島1-22-30
    TEL 0266-52-4141 / FAX 0266-57-0660

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