1979年の第2次石油危機の当時はブームの感がありましたが、
その後太陽熱利用の温水器は一時減少し、地球環境問題が意識されるようになり再び設置実績が増加傾向にあります。
2003年末までのソーラーシステム総出荷数は累計約61.2万台。
家庭の給湯用を主体とする太陽熱温水器の総出荷数は累計約640万台に達しています。
日本の太陽熱利用は普及が進み、ソーラーシステム(強制循環型)や太陽熱温水器の普及台数は世界トップクラスです。
太陽熱温水器に比べ、給湯及び冷暖房などの機能と性能を有する高度熱利用システムは、設置コストが高いため導入が伸びていません。
導入を支援し、量産効果によるコスト低減を通じて、設置時の負担を軽減するために2000年度から「住宅用太陽熱高度利用システム補助制度」をスタートさせています。
 


    太陽熱利用導入推移