新エネルギーの導入促進に関する提言
[平成26年度]

Ⅱ.太陽エネルギーの普及促進に関する提言の概要
固定価格買取制度による太陽光発電の健全な普及を目指して
1-1 エネルギー基本計画との連動
・2030年に向けた再生可能エネルギー導入目標を早急に明確化し、目標達成に向けたシナリオ策定を作成し、固定価格買取り制度と連動させていくことが必要
1-2 需要拡大につながる新たなメニュー体系の設定
・太陽光発電の利用形態・特性を考慮し中長期的な需要拡大を促進
・視点として、小規模の自家消費促進、大中規模は系統安定化
1-3 系統接続に係る情報の公開
・系統接続に係る情報やルールを速やかに公開するとともに、系統運用
・増強計画を早期に策定し実施していくことが必要 ・DC容量とAC容量に関する情報の併記と活用
1-4 太陽光発電の持続的な普及に向けた制度の在り方の検討
・再生可能エネルギーとしての価値を考慮した継続的な導入普及維持方策
・2019年の住宅用太陽光発電からの余剰買取の扱いの明確化
変化する電力事業環境と太陽光発電
2-1 卸電力市場での再生可能エネルギーを活用する仕組み
・太陽光発電の卸電力市場への活性化
2-2 太陽光発電を活かした地産池消システムの普及
・太陽光発電を活かしたコミュニティレベルでのエネルギーマネジメントシステムの拡大支援
2-3 電力自由化市場の活性化
・再生可能エネルギーの変化に応じ、電力会社が調整電源を供給するインセンティブの可能性
2-4 発電予測の精度向上
・太陽光発電の発電予測技術の精度向上と、需要変動とのマッチング
太陽光発電システムを利用したスマートコミュニティの実現
3-1 住宅用PVの持続的発展(スマートハウス)
・既設住宅を含むゼロエネルギーハウス促進策の維持、強化 ・系統負荷軽減策としてHEMS
・蓄電池と組み合わせたシステムのインセンティブ制度の創設
3-2 非住宅用PVの展開(スマートビル、スマートシティ)
・スマートビル、スマートシティでのPV活用を目的とする自営線布設の規制緩和
・スマートシティ実現に向けた制御技術への支援
風力発電設備のメンテナンスに係る人材育成
     ・太陽光発電の弱点を補う為の蓄電池の併用提案と制度面での提案
太陽光発電産業
5-1 コスト低減への取り組み
・太陽光発電のトータルシステムとしての継続的なコスト低減
・将来のリプレース需要を喚起するための検討や施策
5-2 技術開発の方向性
・モジュールの長寿命化・高効率のみならずシステムとしての信頼性の向上
・エネルギーマネジメントビジネスと太陽光発電の活用
5-3 安心安全への取り組み
・直流電気安全や、防火・消防対策に関する安全指針などに対する取組み
・将来の太陽電池のリユース・リサクル等の適正処分についての調査実施
PDF形式 2.41MB
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