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海外の再エネ事情(オセアニア その1)

オーストラリアでは、2020年の再生可能エネルギー導入目標(Renewable Energy Target: RET)を33,000GWhとしていましたが、1年早く2019年に目標を達成しました。

Clean Energy Councilによると、オーストラリアの2019年の再生可能エネルギー由来の発電電力量は電力全体の24%の55,093GWhです。そのうち風力発電が35.4%(19,487GWh)、水力発電が25.7% (14,166GWh)、太陽光発電が32.9%(18,126GWh)、バイオエネルギーが6%(3,314GWh)となっています。

地域でみると、タスマニア州(TAS)では再生可能エネルギーによる発電量は総電力量の95.6%の10,313GWhです。タスマニア州と本土間の新たな海底ケーブルを敷設する計画も進行中であり、電力料金の低減と安定した電力供給が期待されています。サウスオーストラリア州(SA)では主に太陽光発電と風力発電による電力量が7,849GWhであり、総電力量の52.1%が再生可能エネルギー由来です。その他の州でも、ヴィクトリア州(VIC) で11,428GWh(23.9%)、ニューサウスウェールズ州(NSW)は12,160GWh(17.1%)、クイーンズランド州(QLD)は9,321GWh(14.1%)と高い数字を示しています。

ウェスタンオーストラリア州(WA)は、RETの対象地域ではありませんが積極的に太陽光発電や風力発電のプロジェクトを進めて、2019年の再生可能エネルギーによる発電量を4,022GWh(20.9%)としています。

北部地域(Northern Territory: NT)では、再生可能エネルギーによる発電電力量は未だ8%にとどまっていますが、太陽光発電を中心とした導入計画を進めています。10万枚のパネルを有するソーラーファームの建設では年間700GWhの発電が期待されています。また、10GW規模のソーラーファームから4500kmの送電線によりダーウィンとシンガポールに電力を供給するプロジェクト構想が始まっています。

【参考資料】

  • ・Clean Energy Australia 2020, Clean Energy Council

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