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海外の再エネ事情(オセアニア その2)

オーストラリアでは、太陽光発電は規模別に集計されています。

小規模太陽光発電は、主に家庭などの屋根に設置される500kWまでのシステムです。2019年の新規設置件数は287,504件、総容量2.2GW(平均出力7.62kW)で、累積容量は10GWを超えています。屋上設置型太陽光システムの潜在能力は179GW, 年間発電量は245TWhとの調査結果がありますが、これは現在のオーストラリアの電力需要を超える数字です。

屋上設置型太陽光発電の設置件数は、全国の郵便番号で区切られた地域で集計されていますが、上位ベスト5の4か所をクイーンズランド州(QLD)が占めています。1位は、QLD, Bundaberg地区の13,942件(57,083kW), 2位はウェスタンオーストラリア州(WA)のMandurah地区の13,409件(44,508kW)です。

中規模太陽光発電は500kWから5MWのシステムで、2019年の新規設置容量は162MW、再生可能エネルギーによる発電量の1.3%を占めています。

大規模太陽光発電は5MW超のシステムです。2019年には27件のプロジェクトの完成により、容量が倍増し2.8GWとなりました。これにより、再生可能エネルギーによる発電量に対する割合は2018年の3.9%から2019年には9.3%になっています。北部地域(Northern Territory: NT)では、15,000haの砂漠地帯に10GWのパネルと22GWhの蓄電設備を設置して、発電した電力を3,800kmの海底ケーブルでシンガポールへ供給するプロジェクトが始まっています。

【参考資料】

  • ・Clean Energy Australia 2020, Clean Energy Council

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