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グリーンエネルギー証書の活用(その2)

前回、グリーンエネルギー証書の活用事例として、アサヒビールの事例を紹介したが、今回はその第二弾として日本テトラパックの取り組みについて紹介する。

日本テトラパックは、世界をリードする食品の加工およびパッケージングのソリューション企業であるテトラパック(本社スイス/ローザンヌ)の日本法人として1962年に設立されている。同社が開発した「三角パック」の俗称で知られる、正四面体型紙容器は世界中に知れ渡っている。

日本テトラパックのグリーン電力証書の活用は、2008年4月より、中目黒の本社オフィス、及び御殿場工場での紙容器包材製造で使用するエネルギーの一部にグリーン電力を使用したことから始まっている。

グリーン・エネルギー・マーク

グリーン電力証書を活用した紙容器の生産商品の第一弾としては、カゴメの「野菜生活100」ホームパック(1リットルパック)4種類に使用されている。その後、テトラ・ブリック・アセプティック「カゴメ野菜生活100」(200mlスリムパック)2種類の容器生産にも使用されたが、現在は1リットルのホームパックのみとなっている。使用されたパックには「グリーン・エネルギー・マーク(geマーク)」が印刷され、購入者にグリーン電力が使用されていることがわかる形になっている。

日本テトラパックは、グリーン電力証書発行会社である日本自然エネルギー株式会社と契約し、2008年から年間100万kWhのグリーン電力証書の購入を継続し、2017年には約270万kWhのグリーン電力を購入、年間約1442トンのCO2削減に貢献している。

また、2009年2月、御殿場工場は太陽光発電装置(30kW)を敷地内事務所棟屋上に設置し、事務所棟の電力として使用している。

前回のアサヒビールと同様に、一般消費者が普段の生活の中で目にする商品にグリーン電力証書を活用する取り組みは、社会に与える影響や波及効果が大きく、今後も更なる広がりが期待したい。

テトラパックはWWFの「Climate Savers Program」の一員として、グリーン電力の活用も世界レベルで取り組んでおり、中国北部呼和浩特(フフホト)においてグリーン電力100%使用の包装材工場を操業。世界で9製造工場がグリーン電力で稼動しており、中国、スウェーデン、フランス、スペインのオフィスでもグリーン電力が利用されている。

【ご参考】

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