令和４年度（2022年度）エネルギー需給実績（確報）

資源エネルギー庁は本年、４月12日に令和４年度の総合エネルギー統計確報を作成し、エネルギー需給実績として取りまとめました。プレスリリースから内容を紹介します。

• （１）需要動向
  • 最終エネルギー消費は前年度比3.3％減。
  • 企業・事業所他部門は製造業の生産活動縮小や暖冬の影響などにより減少、家庭部門も暖冬の影響などで減少、運輸部門が旅客輸送の回復により唯一増加、２年連続で前年を上回る。
• （２）供給動向
  • 一次エネルギー国内供給は前年度比2.1％減。化石燃料が1.9％減の一方、再生可能エネルギー（水力を含む）は10年連続で増加。
  • 発電電力量は前年度比2.2%減。非化石発電比率は27.2％（横ばい）。
  • エネルギー自給率（IEAベース）は、前年度比0.7％減となる12.6％。
• （３）エネルギー起源二酸化炭素（CO2）
  • CO2排出量は、前年度比2.3％減、2013年度比22.0％減となる9.6億トンとなり、1990年度以降で最小。

（確報資料より）