新エネルギー財団では、平成8年度より新エネルギー等の導入の促進を図ることを目的として、新エネルギー等に係る機器の開発、設備等の導入、普及啓発、分散型エネルギーの活用及び地域に根ざした導入の取組みを広く公募し、厳正な審査の上、優秀な事例を表彰する「新エネ大賞」を実施しています。
募集対象分野としましては、以下の4部門となっております。
これまでに317件の優れた案件が表彰され、先導的な事例として新エネルギー等の普及促進に大きな役割を果たしてきました。
令和5年度「新エネ大賞」につきましては、83件の応募がありました。分野別内訳は、①商品・サービス部門が30件、②導入活動部門 17件、③分散型新エネルギー先進モデル部門 19件、④地域共生部門 17件でした。審査委員会において、先進性・実績・将来性及び地域との共生等について評価し、ヒアリングや現地調査の悔過も踏まえて最終審査をおこない、25件の受賞者が決まりました。
応募案件の傾向としては、
太陽エネルギー分野の応募がここ数年最も多く、応募案件の4~5割を占めています。令和5年度においても全体の46%を占めました。
次いで多いのがバイオマスエネルギー分野の応募で、令和5年度では全体の21%。令和以降の各年度を見ても、概ね15%程度をしめています。
その他、水力発電分野、風力発電分野を含めて再生可能エネルギー各分野から幅広い応募をいただきました。
令和5年度「新エネ大賞」の期間を通じて、多くの応募者の方々と交流させていただき、皆様の応募案件に対する熱い想いや導入・普及拡大への努力が印象的でした。
令和6年度「新エネ大賞」の応募は6月3日から始まりました。締切りは7月18日です。応募対象分野は、①太陽エネルギー、②風力発電、③バイオマスエネルギー、④水力発電、⑤地熱発電、⑥雪氷熱利用、⑦地中熱利用、⑧温度差熱利用、⑨水素・燃料電池、➉その他再生可能エネルギーの10分野です。
皆様のご応募をお待ちしております。