「平成15年度 水力によるクリーン開発メカニズム事業可能性調査」に係る
調査プロジェクトの採択について
2003年6月29日

「水力によるクリーン開発メカニズム事業可能性調査」は、京都メカニズムの「クリーン開発メカニズム(CDM)」の事業化を促進するため、再生可能エネルギーである水力により、温室効果ガスの排出削減に資するとともに、開発途上国の持続可能な開発に貢献するプロジェクトについての、CDM事業としての実現可能性(フィージビリティ)調査を実施し、我が国のCDMに結びつく有望な水力プロジェクトを発掘することを目的として今年度より実施しています。

(財)新エネルギー財団(NEF)では、平成15年度経済産業省の「水力開発技術情報収集調査」の一環として、平成15年4月21日~5月20日の間、水力発電により我が国の温室効果ガス排出削減クレジット獲得につながると考えられる調査プロジェクトを公募しました。

その結果、12件の提案があり、NEF内に設置した外部の有識者からなる評価委員会による厳正な評価・審査を経て、下記2件の提案の採択を決定しました。

関西電力(株) ラオス国セラバム水力発電所リハビリ・拡張計画のCDM可能性調査
 
東京電力(株) インドネシア国におけるロドヨ水力発電所増設事業

お問い合わせ先
財団法人 新エネルギー財団(NEF:New Energy Foundation)水力本部 国際部
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