平成17年度第1期「定置用燃料電池大規模実証事業」の実施者の募集について(予告)
2005年2月25日 


(財)新エネルギー財団(NEF)では、平成17年度において独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から助成金を受け、定置用燃料電池大規模実証事業を行う予定にしています。
本実証事業は、定置用燃料電池システムを大規模に設置し、一般家庭等の実際の使用状況における実測データを取得することにより、我が国の定置用燃料電池初期市場創出段階における民間技術レベル及び問題点を把握し、今後の燃料電池技術開発の開発課題を抽出することを目的とします。
つきましては、平成17年度第1期「定置用燃料電池大規模実証事業」の実施者の募集を下記の通り行う予定ですので、お知らせします。なお、事業の概要については、
NEDOホームページhttp://www.nedo.go.jp/informations/koubo/index.htmlをご参照下さい。


1. 助成対象事業: 1kW級定置用燃料電池システムの設置に係る助成を行い、運転データ等の実測データを取得する。
2. 助成対象システム:
・発電効率 (a)定格運転時の発電効率が30%以上であること
(b)定格運転時の総合効率が65%以上であること
(c)50%負荷運転時発電効率が27%以上であること
(d)50%負荷運転時総合効率が54%以上であること
(効率はいずれもHHV。なお、LPG用については、2%の効率低下を容認)
・耐久性  2年以上
・申請台数  1事業者あたり10台以上
3. 応募者: 燃料電池に燃料を供給するエネルギー供給事業者
4. 助成対象期間: 平成17年4月下旬から平成17年9月30日まで
5. 応募期間: 平成17年3月中旬から平成17年4月中旬まで
6. 助成額: 燃料電池システム1台と設置費用を合せて600万円以内とする。
7. 応募の方法: 助成金交付申請書をNEFに提出する。
8. 説明会の開催: 応募に関する説明会を平成17年3月中旬頃に予定しています。
9. その他: 詳細については本ホームページに後日掲載します。
注)本件の内容等については予定であり、変更になる場合がありますので御承知置き下さい。

以上