中小水力発電技術に関する実務研修会 |
(平成20年度第3回目) |
当財団では、中小水力発電開発促進事業の一環として、水力発電実務担当者(技術者)を対象とした研修会を企画、実施いたしております。 この度、本年度第3回目(通算第85回目)の研修会を下記要領にて開催いたしますので、ご案内申し上げます。 関係各位多数ご参加下さいますようよろしくお願い申し上げます。 |
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研修概要 |
日 | 時間 | テーマ | 主な内容 | |
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10:35 ~ 12:00 |
ダム洪水吐ゲートを対象とした 定性的リスク評価手法の構築 財団法人 電力中央研究所 地球工学研究所 構造工学領域 主任研究員 齋藤 潔 |
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巡視点検等による状態監視を設備維持管理に積極的に取り入れる手法の紹介。ダム洪水吐ゲートを対象に、力学面でのリスク評価や不具合発生履歴の分析に加え、外観からの劣化判断とその影響を指標化し客観的に評価する手法を構築し、設備維持管理の合理化を図った。 1.ゲート損傷影響の波及構造の分析 2.外観点検結果に基づく定性的リスク評価手法の構築 3.実務への活用方法の検討とシステム化事例の紹介 |
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13:00 ~ 14:25 |
アセットマネジメントシステム の実用化事例と水力発電設備 への適用について 鹿島建設株式会社 土木管理本部 技師長 金氏 眞 |
・ライフサイクルコストの観点とIT技術を取り入れ、構造物の健全度評価や劣化予測を可能としたシステム開発事例の紹介。 1.社会インフラのアセットマネジメント 2.アセットマネジメントシステム構築上の留意点 3.アセットマネジメントシステムの実用化事例 4.水力発電設備への適用について |
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14:35 ~ 16:00 |
豊発電所の一括設備改修工事 および放水路騒音低減対策 中部電力株式会社 流通本部 工務部 発変電グループ 主任 富永 博文 |
・老朽化した水車発電機の取替工事を実施するにあたり、放水口地点の騒音特性を模型実験や音カメラにより分析し対策を実施した事例の紹介。 1.豊発電所の設備概要 2.豊発電所水車発電機の劣化状況 3.豊発電所取替工事の実施 4.騒音特性の分析、及び低減対策の検討 5.豊発電所騒音低減効果の評価 |
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9:30 ~ 10:55 |
IEA水力実施協定に関わる 活動状況 財団法人 新エネルギー財団 水力本部 国際部 調査役 礒野 淳一 |
・IEA水力実施協定における最近の水力発電の開発動向、技術情報の紹介。 1.新エネルギー財団によるIEA水力実施協定に係る活動 2.世界の水力開発の状況 3.EUの水力開発の現状と動向 |
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11:05 ~ 12:30 |
水車・発電機に関わる最近の技術動向 株式会社 明電舎 社会システム事業本部 発電営業技術部 水力発電営業技術課 課長 安蒜 和浩 |
・最近の中小水力発電機器における技術動向とその事例の紹介。 1.水車関係における技術動向 2.発電機関係における技術動向 3.その他機器における技術動向 |
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13:30 ~ 14:55 |
稲荷配水池小水力発電設備の計画、 設計及び施工 神奈川県企業庁 寒川浄水場 施設部 施設課 副技幹 尾崎 美成 主査 山田 健一 |
・水道事業における水力発電の開発事例として、計画、設計及び施工、並びに設備の特徴、経済性、水運用等を紹介 (NEDO補助対象事業、GIACグリーン電力基金助成事業) 1.稲荷配水池小水力発電設備の計画、設計 2.稲荷配水池小水力発電設備の施工 3.稲荷配水池小水力発電設備の運用 4.今後の小水力発電事業への提言 |
おことわり:テーマ、内容等が変更される場合があることをあらかじめご了承下さい。 |
定員 | |||||||||
160名程度(申込先着順) |
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参加費(ご1名につき) | |||||||||
■賛助会員 28,000円 ■一般
32,000円 (注)賛助会員とは、当財団の事業目的に賛同し、賛助会員名簿に登載された法人に所属する方です。 |
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申込方法 | |||||||||
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申込期限 | |||||||||
平成21年1月23日(金) |
「中小水力発電技術に関する実務研修会のご案内と申込書」をPDF形式で
ダウンロードできます |
研修会問合先 |
財団法人 新エネルギー財団(NEF:New Energy Foundation) 水力本部 宮田、本田 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3丁目13番2号(住友不動産東池袋ビル2F) TEL:03-6810-0364 FAX:03-3982-5101 |
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