中小水力発電技術に関する実務研修会
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(平成21年度第2回目) |
当財団では、中小水力発電開発促進事業の一環として、水力発電実務担当者(技術者)を対象とした研修会を企画実施しております。 この度、本年度第2回目(通算第87回目)の研修会を下記要領にて開催いたしますので、ご案内申し上げます。 関係各位多数ご参加下さいますようよろしくお願い申し上げます。 |
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研修内容の概要 |
日 | 時間 | テーマ | 主な内容 | |
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10:35 ~ 12:00 |
ダム管理者のための 気象予測と出水予測技術 財団法人 日本気象協会 事業本部 営業部 営業第2課 課長 田口 晶彦 |
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気象予測、出水予測の技術を紹介するとともに近年、増加している豪雨に対して気象情報の利活用などの講義として、 1.近年の気象・災害状況 2.降雨の仕組み、気象擾乱、天気予報 3.ダム管理システムと気象情報 4.実況と予測情報、気候変動と異常気象 5.最新の気象予測・出水予測技術等 について紹介する。 |
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13:00 ~ 14:25 |
簡易ダム操作シミュレーターの開発・導入 関西電力株式会社 土木建築室 土木グループマネジャー 前山 昌三 |
・ ダム操作は河川における安全の確保及び水力発電所の効率的な運転を両立するのに非常に大きな責務を担う業務である。 今回開発した簡易ダム操作シミュレーターとして、 1.開発の目的 2.システムの基本的機能 3.今後の展開について紹介する。 |
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14:35 ~ 16:00 |
中小水力発電機器に関する最近の技術動向 富士電機システムズ株式会社 水力統括部 設計部 部長 早馬 弘 |
・ 最近の中小水力発電機器における技術動向と、その適用事例として 1.発電機器の保守簡素化技術 2.高性能ランナ適用による経済性改善 について紹介する。 |
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9:30 ~ 10:55 |
水力発電コンクリート構造物の維持管理技術 清水建設株式会社 土木技術本部 基盤技術部 課長 前田 敏也 |
・ 近年、エネルギー施設整備の課題となっている維持管理について、コンクリート構造物を対象とした調査、診断から対策までの要素技術、ライフサイクルコスト(LCC)評価など最近の技術動向について、 1.維持管理概説 2.構造物の劣化(劣化の種類と原因) 3.調査・診断・LCC評価 4.補修・補強 5.アセットマネジメントについて紹介する。 |
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11:05 ~ 12:00 |
リスクに基づく水路トンネルの維持管理手法 電源開発株式会社 水力エンジニアリング゙部計画グループ 技師 佐藤 哲哉 株式会社開発設計コンサルタント 土木事業部 保全技術室 主任 大葉 勝裕 |
・ リスクに基づく水路トンネルの維持管理手法として 1.維持管理手法の基本的フレームワーク 2.対象とするリスク 3.リスク評価と対応 4.実水路トンネルへの適用 について紹介する。 |
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13:00 ~ 14:45 |
豊実発電所の改修工事計画 東北電力株式会社 豊実・鹿瀬発電所工事所 副所長 油井 義郎 |
・ 昭和4年に運転開始した豊実発電所(出力56,400kW→61,800 kW)の改修計画として 1.豊実発電所の概要 2.改修計画の概要 3.既設構造物の撤去工事の概要 4.土木設備の設計及び施工 について紹介する。 |
注:テーマ、内容等が変更される場合があることをあらかじめご了承下さい。 |
研修初日(15日)に、研修終了後~17:30の時間にて、意見交換会(任意参加。会費:実費程度 (1,000円以内))を計画しております。(意見交換会の会費は参加費に含まれておりません。) |
定員 | |||||||||
160名程度(申込先着順) |
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参加費 | |||||||||
(ご1名につき)■賛助会員 28,000円 ■一般
32,000円 (注)賛助会員とは、当財団の事業目的に賛同し、賛助会員名簿に登載された法人に所属する方です。 |
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申込方法 | |||||||||
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申込期限 | |||||||||
平成21年9月30日(水) |
研修会問合先 |
財団法人 新エネルギー財団(NEF:New Energy Foundation) 水力本部 宮田・望月 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3丁目13番2号(住友不動産東池袋ビル2F) TEL:03-6810-0364 FAX:03-3982-5101 |
「中小水力発電技術に関する実務研修会のご案内と申込書」をPDF形式で
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