平成19年度新エネルギー設備導入促進情報提供等事業
太陽光発電モニター事業等に関する調査 報告書

 太陽光モニター調査は、

全国の住宅用太陽光発電設備を設置されているご家庭を対象に、太陽光発電設備が設置されたことにより、電力会社からの電気の購入量がどの位減ったか、省エネ意識がどのように変わったか、設備はどのように設置されているかなどを調査し、今後あらたに太陽光発電設備の設置をお考えの方々に情報提供し、安心・安全利用に役立てていただくとともに、設置業者においては、適正な設置の促進に役立てていただき、今後の住宅用太陽光発電設備の普及促進につながっていくよう、資源エネルギー庁の委託により、NEF(新エネルギー財団)が実施したものです。


調査方法は、全国の戸建住宅に太陽光発電設備を設置されている方を対象にモニターを募集し、応募していただいた方々のうちから、435件の方々の協力を得て平成19年8月から平成20年3月まで延べ8カ月間のデータを含む詳細な調査を実施しました。
調査内容は、家族構成、職業、設備住宅、設備内容、売買電電力量など詳細・多岐にわたっています。
内容の詳細は、本資料に目を通していただきたいと思いますが、モニターデータは次のことが特徴になっています。

1. 設置者の家庭環境
(1) 家族構成:平均家族人数3.9人
(2) 職業:84%が給与所得者
(3) 設置住宅:83%が既築、17%が新築住宅

2. 設備について
(1) 太陽電池の種類:80%が多結晶、14%が単結晶、4%がアモルファス
(2) 太陽電池出力:平均出力は3.55キロワット
(3) 設置角度:20度~30度が60%
(4) 設置方位:南向き56.8%、東向き10.3%、西向き3.2%
(5) システム価格(工事費込み):キロワット当たり平均75.5万円

3. 発電電力量と使用電力量のフロー
(1) 太陽電池の発電量のうち、自家消費した割合と電力会社に売った割合(発電電力量のフロー):自家消費した割合38~42%、電力会社に売った割合58~62%
(2) 消費電力量のうち、太陽電池の発電した割合と電力会社から買った割合(使用電力量のフロー):太陽電池の発電した割合8~14%、電力会社から買った割合86~92%



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太陽光発電モニター事業等に関する調査報告書(抜粋)

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太陽光発電モニター事業等に関する調査報告書(全文)



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