中小水力発電技術に関する実務研修会
(平成25年度第1回目)

当財団では、中小水力発電開発促進事業の一環として、水力発電実務担当者(技術者)を対象とした研修会を企画実施しております。
この度、本年度第1回目(通算第98回目)の研修会を下記要領にて開催いたしますので、ご案内申し上げます。
関係各位多数ご参加下さいますようよろしくお願い申し上げます。

日時
 
平成25年7月
18日(木)10:25〜16:25
19日(金) 9:25〜14:35
場所
  三会堂ビル(石垣記念ホール)
107-0052 東京都港区赤坂1丁目9番13号
電話 03−3582−7451

交通ご案内
  【JR】新橋駅下車タクシー7分
【地下鉄】
南北線・銀座線
溜池山王駅下車(9番出口)徒歩4分
銀座線
虎ノ門駅下車(3番出口)徒歩5分
千代田線・丸ノ内線
国会議事堂前駅下車(3番出口)徒歩7分
 

研修概要
  開催日:平成25年7月18日(木)〜平成25年7月19日(金)
時間割:次表の通り

時間 テーマ 主な内容
18

10:25〜 開 会

(一財)新エネルギー財団
 
10:35

12:00
砂防ダムを有効利用した
須砂渡水力発電所の計画,設計,施工


中部電力株式会社
発電本部 土木建築部
開発・技術グループ
副長  村上 利一
須砂渡水力発電所は,長野県が所有する須砂渡砂防えん堤(高さ20m,堤長頂長136m)の未利用落差を利用した,最大使用水量2.20m3/s,有効落差14.6m,最大出力240kWのダム式発電所である。
砂防えん堤を有効利用した発電所の例として,須砂渡発電所の計画,設計,及び施工について紹介する。
13:20

14:45
再生可能エネルギーの
固定価格買取制度について


経済産業省 資源エネルギー庁
省エネルギー・新エネルギー部
新エネルギー対策課
RPS室・再生可能エネルギー推進室
室長補佐  安田 將人
H24,7に制度が開始され1年を経過した再生可能エネルギーの固定価格買取制度の最新動向を紹介する。

1. 再生可能エネルギーの現状
2. エネルギー源ごとの状況
3. これまでの導入促進策
4. 固定価格買取制度の概要
15:00

16:25
森吉発電所の計画,設計,施工

東北電力株式会社 土木建築部
課長(水力計画)
銭谷 清司
森吉発電所は,森吉山ダム(平成24年3月竣工)から最大使用水量20.00m3/s,有効落差63.40m,最大出力11,000kWのダム水路式発電所である。
森吉発電所は,ダムとの共同設備である上段及び下段仮排水トンネルを有効利用したこと,及び負荷遮断時の閉鎖時間を60秒に遅延させることにより水撃圧を抑制し調圧水槽を省略している。
これらの特徴を有する森吉発電所の計画,設計,施工について紹介する。
19

9:25

10:50
京極発電所放水路トンネルの
設計,施工について


北海道電力株式会社
京極水力発電所建設所
土木第一課長
工藤 正彦
京極発電所は,最大使用水量190.50m3/s,有効落差369m,最大出力60万kWの純揚水発電所である。
本放水路トンネルは,内径6.40m,覆工厚0.40m及び0.65m,延長2,483mの円形圧力トンネルである。
本発電所の放水路トンネルの設計,施工について紹介する。
11:05

12:30
塩川第2発電所,
及び若彦湧水トンネル発電所の
計画,設計,施工について


山梨県企業局
電気課
副主幹 宮崎和也
塩川第2発電所は,最大使用水量0.20m3/s,有効落差63.55m,最大出力82kWのダム式発電所である。水車。発電機は,ポンプ逆転水車と永久磁石式同期発電機を採用している。
若彦湧水トンネル発電所は,トンネルからの湧水を有効利用し,またコスト縮減の観点から発電所建屋を省略している。
これら両発電所の計画,設計,施工について紹介する。
13:30

14:30
北ノ又第三発電所及び
胆沢第四発電所の
計画,設計,施工について


岩手県企業局
業務課
主任主査 熊谷 昭慶
施設総合管理所
電力土木課長 戸来 博
北ノ又第三発電所は,既設北ノ又発電所の放流水を既設柏台発電所へ導水する水路の遊休落差を利用した最大使用水量1.34m3/s,有効落差6.25m,最大出力61kWの流れ込み式発電所である。
胆沢第四発電所は,企業局が管理する胆沢第二発電所若柳堰堤(取水設備)からの河川維持流量1.90m3/sとかんがい用水0.384m3/sの合計2.284m3/sを利用する流れ込み式発電所で,サイフォン管を利用した取水設備と発電放流停止時にも正常流量を流下できる代替の放流管を併設している。
これら両発電所の概要,特徴、工事実施状況について紹介する。
〜14:35 閉 会

(一財)新エネルギー財団
 
注:テーマ、内容等が変更される場合があることをあらかじめご了承下さい。

定員
  150名程度(申込先着順)
参加費
  (ご1名につき)■賛助会員 28,000円  ■一般 32,000円
申込方法等
 
1. 下記申込書に必要事項をご記入のうえ、最初のページの申込先((財)新エネルギー財団 水力地熱本部)に、ファックスをお送り下さい。
なお、ファックス送信後は、必ず申込先担当者に電話での確認連絡をお願いします。
2. お申込者数が定員に達しますと、受付を締め切らせて頂きます。あらかじめご了承ください。
なお、その際は、当財団からご連絡いたします。
3. お申込受付後、請求書を郵送させて頂きます。参加費は、請求書記載の金融機関へお振り込み下さい。
4. 申込後にキャンセルまたは受講者変更となる場合は至急ご連絡下さい。
キャンセルのご連絡を頂いた方には、テキスト代、テキスト送料、振込み手数料等を頂く場合がございます。
研修会当日にご連絡なく欠席された方には、受講料全額を頂く場合がございます。
5. 研修会当日(2日間)の昼食は、ご自身で持参なさるか、会場地階又は近傍の食堂をご利用ください。

申込期限
  平成25年7月4日(木)

お申し込み、お問い合せ先
一般財団法人 新エネルギー財団(NEF:New Energy Foundation)
水力地熱本部 宮田、鈴木、伴
〒170-0013 東京都豊島区東池袋3丁目13番2号(イムーブル・コジマビル2F)
TEL:03-6810-0364 FAX:03-3982-5101

PDF形式 182KB
「中小水力発電技術に関する実務研修会のご案内と申込書」をPDF形式でダウンロードできます

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