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研修・講演会
当財団では、中小水力発電開発促進事業の一環として、水力発電実務担当者(技術者)を対象とした研修会を企画実施しております。
この度、本年度第3回目(通算第127回目)の研修会を下記要領にて開催いたしますので、ご案内申し上げます。
関係各位多数ご参加下さいますようよろしくお願い申し上げます。
新宿区立「角筈(つのはず)区民ホール」 3階
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4丁目33番7号
電話 03-3377-1372
(案内図参照)
◎羽田空港より(例)
羽田空港 →(東京モノレール 21分)→ 浜松町 →(山手線外回り 28分)→ 新宿
120名程度(申込先着順)
賛助会員 29,400円、一 般 34,600円
主テーマ:水力発電所の改造及び運用保守
開催日:令和5年1月26日(木)~27日(金)
時間 | テーマ・講師 | 主な内容 |
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12:40 | 受付開始 |
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13:10 | 開 会(一財)新エネルギー財団 |
開会挨拶、プログラムの紹介ほか |
13:20~14:20 | ① 「ハイブリッドダム」の取組について国土交通省 水管理・国土保全局 |
近年の気候変動の影響による水害の激甚化・頻発化を踏まえた治水対策の更なる推進や、2050年のカーボンニュートラルなど脱炭素社会の実現に向けた取組みの加速化を図るため、国土交通省では新たに「ハイブリッドダム」の取組を進めていくこととした。 本講義は、ダムを活用し「治水機能の確保・向上」「カーボンニュートラル」「地域振興」の3つの政策目標の実現を図る「ハイブリッドダム」の取組について考え方やダム運用の高度化に関する取組状況等をご紹介する。 [土木の割合が大きい講義になります] |
14:35~15:35 | ② 再生可能エネルギーの導入拡大に寄与する水力発電所再開発工事について
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新得発電所は、既設発電所の老朽化による水車発電機の更新時期に併せて、最大使用水量及び最大出力の増強を図る再開発プロジェクトである。 本講義では、コスト低減を意識したレイアウト設計、稼働中の近接構造物に対する発破振動対策、希少猛禽類に配慮した環境対策など主な土木工事の概要について紹介する。 また、新設する水車発電機の制御や特徴的な電気設備についても紹介する。 [土木の割合が大きい講義になります] |
15:50~16:50 | ③ 3次元流体解析による減勢流れ再現性に関する検証ならびにダム減勢機能評価の事例紹介東北電力株式会社 |
近年,計算機能力の著しい向上と自由水面の挙動を高精度に再現可能な流体解析ソフトウェアが開発されてきていることから,水理模型実験による減勢機能確認実験結果との比較により,3次元流体解析による減勢流れ再現性を確認した後に減勢機能評価を行った。 本講義では,減勢流れ再現性に関する検証を2次元水理模型実験との比較により行い,水理模型実験の代替可能性の検討を行ったので,その内容を紹介する。 [土木が主の講義になります] |
時間 | テーマ・講師 | 主な内容 |
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9:10~10:10 | ④ 環境負荷低減に貢献するパームヤシ脂肪酸エステル変圧器富士電機株式会社 |
油入変圧器の絶縁油に用いられてきた鉱油には、漏油時の環境汚染の問題がある。また、植物系の絶縁油は、冷却効果や酸化安定性などに課題があった。富士電機はライオン株式会社と共同で、パームヤシ油をエステル化・蒸留・精製処理することで、低動粘度・高酸化安定性・生分解性を持つパームヤシ脂肪酸エステル(PFAE)を開発し、PFAE変圧器が、優れた絶縁・冷却・長期安定性を持つことを確認した。 本講義では、PFAEの特性、PFAE変圧器の特長、保全技術について紹介する。 [電気が主の講義になります] |
10:25~11:25 | ⑤ 朝日川第一発電所リニューアル事業の概要について山形県企業局 |
朝日川第一発電所は、昭和33年の運転開始から約60年が経過し、特に建物は平成22年度に実施した耐震診断の結果、耐震強度が大幅に不足していた。また、冬期間は木川ダム職員が駐在することから、優先して全面更新することになった。 本講義では、計画では合理的な水車の選定による出力増や、既設発電所の運転を極力継続して隣に新発電棟を建設することで発電停止期間を短縮した事例について紹介する。 [電気の割合が大きい講義になります] |
13:10~14:10 | ⑥ 清水沢発電所改修事業の概要について北海道企業局 |
清水沢発電所は、昭和15年に当時の北海道炭鉱汽船株式会社が炭鉱の自家用発電施設として夕張市清水沢地点に建設したダム式発電所である。 炭鉱の閉山により、平成6年に譲渡を受け、道営発電所として営業してきたが、老朽化等に伴い、平成29年度から改修工事に着手し、令和3年4月から営業運転を再開した(出力3,490kW)。 本講義では改修事業の主な水車発電機及びダム改修工事について、その概要を紹介する。 [土木の割合が大きい講義になります] |
14:10 | 閉 会(一財)新エネルギー財団 |
令和5年1月18日(水)
テキストのみの頒布を希望される方は、以下の方法でお申込み下さい。
今回、受講申込みされた方には過去の実務研修会テキストを割安で購入することができます。(定価の20%引き[賛助会員:4,000円,一般:4,800円(消費税・送料別)])購入方法は下記の2通りと致します。
本研修会対面開催に当たり、会場において感染防止対策にご協力をお願い致します。
なお、研修会場では入場時の検温や換気(空調設備による)を実施しております。参加者の皆さまのご理解・ご協力をお願い致します。
一般財団法人 新エネルギー財団 水力地熱本部
担当:実務研修会担当
〒170-0013 東京都豊島区東池袋三丁目13番2号
TEL:03-6810-0364 FAX:03-3982-5101
E-mail:hydroes,nef.or.jp