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営農型太陽光発電について

農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電を設置し、太陽光を農業生産と発電で共有する取組です。

最近、地方の里山を歩いていると、いわゆる耕作放棄地が目に付くようになってきました。一方、都市近郊の住宅地に囲まれるようにして、野菜畑や近くの一般居住者を対象にした一坪貸農園も目に付きます。

少子高齢化や地域の活性化を考えると、後者のほうは、近くの新鮮な食材を求める嗜好の変化や趣味の多様化、生きがいや豊かな生活を求めて、リタイヤ後の新たな行動に畑を耕すことを始められる方もあるかもしれません。

耕作地域について少し調べて見ました。大規模な水田や畑は圃場整備された土地改良区で営農されますが、中山間部には斜面を利用した小規模な畑や田んぼもあります。近代以前の日本は農業国として発展し、戦後の高度経済成長期以降、都市近郊では宅地開発が進みました。農業地域では大規模な圃場整備による集約化が進む一方、非効率な農地は見放されようとしています。産業構造の変化、社会・人口構成の変化と同様に農業にも大きな変化が生じています。

中規模な米作農家のエネルギー使用状況の一例を上げると、自前のトラクター(耕作用と植栽用)と地域共同利用のコンバインでガソリンを消費し、あるいは、圃場ポンプ場で電気を使用し、また、住居に併設された集荷建物で乾燥、脱穀、選果などに電気を使用します。歴史の変遷を経て日本の農業は多様化しています。その農業の活性化に少しでも寄与するようにと考えられたのが営農型太陽光発電です。コロナ禍による世界的な流通停滞で、食料の自国生産比率を高めたいとする機運も出ています。営農型太陽光発電が少しでも農業の活性化に寄与できると良いと思います。

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