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海外の再エネ事情(オセアニア その4)

ニュージーランド政府の資料によると、2018年の総発電電力量の84%が再生可能エネルギーによるもので、その大半を担っているのが水力発電と地熱発電ですが、家庭用太陽光発電も急激に成長しています。

2018年12月時点で、水力発電施設はニュージーランド全土に100か所以上あり、設備容量は5,000MWを超えています。水力発電による発電電力量は毎年24,000GWh程度で、全電力の55~60%を担っています。ただ、ニュージーランドの貯水池は比較的浅く、満水時でも4,000GWh程度であるため、水位を維持するために調整が欠かせません。

ニュージーランドは、世界でも有数の風況に恵まれた国で、17か所のウィンドファームで490の風車が稼働しており、設備容量は690MWです。2018年の風力による発電電力量は2,047GWh, 総電力量の4.7%ですが、現在進行中の複数のウィンドファームが完成すれば、設備容量は30%増加します。

地熱発電による2018年の発電電力量は7,510GWh, 総電力量の17%を占めています。発電設備は、主に北島に集まっており、新たに25MW級、32MW級の発電所の開発が進められています。

ニュージーランドの太陽光発電は、主に家庭用の屋根設置型です。2018年の新規設置数は4,067ユニット(17MW)で、2018年末現在の累積数は21,037ユニット(75MW)となっており、太陽光発電設備全体のうち、家庭用システムが80%超を占めています。現在、31haのソーラーファームの建設が計画されています。

パプアニューギニアの2016年の再生可能エネルギーの発電量は1,425GWhで、総発電電力量の30%を占めています。再生可能エネルギーのうち水力発電が70%(1,005GWh)、地熱発電が29%(420MWh)となっています。

【参考】

  • ・World Energy Balances 2018 extended edition database, IEA
  • ・Energy database, APEC
  • ・Energy in New Zealand 2019, Ministry of Business, Innovation & Employment

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