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海外の再エネ事情
(2020 概要 その4)
(2019 概要 その2の更新)

2021年6月にREN21が発表した”Renewables 2021 Global Status Report”では、世界の再生可能エネルギーの導入状況をまとめています。2020年に新規に導入された発電容量256GWのうち主要発電源は、太陽光発電が139 GW、風力発電93GWでした。

海外の再エネ事情

太陽光発電は最も競争力のある電源として、多くの地域で住宅用・商業用両方の需要が拡大しています。2020年には、20か国が1GW以上の太陽光発電を導入しています(2019年は18か国)。新規導入量は139GWで、オングリッド、オフグリッドを含む全世界の発電設備容量は概ね760GWとなりました。新規導入量の1位は中国の48.2GW、2位はアメリカの19.2GW、3位はベトナムの11.1GWでした。また、42か国で累積設備容量が1GW以上となり、15か国が発電需要の5%を担うだけの発電設備を所有しています。太陽光発電が発電電力量に占める割合が多い国としては、ホンジュラス11.2%, ドイツ10.5%, ギリシャ10.4%, オーストラリア9.9%, チリ9.8%, イタリア9.4%, 日本8.5%となっています。オーストラリアでは、住宅用の屋根置きシステムだけで2020年の発電電力量の6.5%を担っています。累積設備容量の上位5か国は、中国、アメリカ、日本、ドイツ、インドです。

海外の再エネ事情
海外の再エネ事情

2020年の風力発電の新規導入量は概ね93GW(オンショア:86.9GW オフショア:6.1GW)で、合計設備容量は2019年から14%増の概ね743GW(内オンショア:707.4GW)となりました。これは、主に中国とアメリカでの大幅な増加によるもので、新規導入量の約60%が中国、18%がアメリカでした。新規のウィンドファームは49か国で稼働を開始しており、商業用風力発電を所有する国は100か国を超えました。風力発電が発電量の中で大きな割合を占める国も増えており、デンマークでは58.6%、アイルランドでは38%、ウルグアイでは40.4%、ポルトガルでは24.4%となっています。

海外の再エネ事情
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【参考】

  • ・Renewable 2021 Global Status Report, REN21

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