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海外の再エネ事情(2020 太陽光 中国)

IEAは、2020年11月に”Renewables 2020 Analysis and forecast to 2025”で、2020年の再生可能エネルギーの導入状況および2025年に向けた予測をまとめています。

中国における2020年の太陽光発電(PV)設備容量は2019年比で33%増加するとみられています。中国では、2018年に補助金のPVへの配分を一時的に凍結して、競争入札への政策変更を発表したことで、2018年から2019年にPVの導入量が停滞しましたが、2019年7月および2020年6月に実施された競争入札でプロジェクトが落札されたことで、再び導入量に伸びが見られます。

政策が入札に重点を置いたことで、2018年にはPVの導入量の約半分を占めていた事業用PV導入に対する意欲が薄れる結果となりました。一方で、住宅用PVの需要は、2021年末まで経済支援が継続するため活況を呈しています。

2020年7月に実施した2度目の入札で中国では26GWのPVプロジェクトが落札されました。補助金の予算は半減しましたが、平均契約額が18%削減したことで、契約容量が伸びています。

2019年の入札では、1-5MWのプロジェクトが大部分を占めていましたが、2020年の入札ではプロジェクト規模は約3倍になっています。落札されたプロジェクトは2020年と2021年に稼働開始が予定されています。一方で、住宅用の新規導入量は、2019年の約2倍の9GWから10GWになると予測されています。これは、FIT制度が終了する2021年までにプロジェクトを完成させようと開発事業者が力を入れているためです。

【参考】

  • ・Renewables 2020, IEAl

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