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海外の再エネ事情(IEA Global Energy Review 2021)

IEAは、2021年4月に発行した ”Global Energy Review 2021”で、再生可能エネルギーの利用状況と今後の予測をまとめています。

2020年に再生可能エネルギー消費は、他の燃料需要が減少する中で、3%増加しました。これは、発電資源として再生可能エネルギーの利用が約7%増加したことが要因です。これにより、世界の発電電力量における再生可能エネルギーの割合は、2019年の27%から2020年には29%となりました。

2021年には、再生可能エネルギーによる発電電力量はさらに8%増加して8,300TWhに達するとみられています。この増加の約半分を担うのが中国であり、次いでアメリカ、EU諸国、インドとなっています。また、この2/3を占めるのが太陽光発電と風力発電です。

風力発電は、再生可能エネルギーによる発電電力量を275TWh(約17%)増加させるとみられていますが、この数字は2020年の伸びよりも大きくなっています。2021年、中国は600TWh, アメリカは400TWh発電するとみられており、2か国を合わせると世界の風力発電量の半分を担うものです。

中国は最大の太陽光発電市場としての立場を維持していますが、アメリカでも政府および州レベルの政策支援により拡大を続けています。2020年には新型コロナウィルスによる影響で太陽光発電の新規容量が大幅に減少しましたが、2021年にはインドでも市場での回復があり、ブラジルやベトナムでも政策支援により太陽光発電が増加しています。全世界での太陽光発電量は145TWh(約18%)増加して、2021年には1,000TWhに達すると予測されています。

【参考】

  • ・Global Energy Review 2021, IEA

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