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グリーンエネルギー証書の活用(その1)

以前にグリーンエネルギー証書の動向について紹介したが、今回は、そのグリーンエネルギー証書を活用した企業の顕著な取り組みについて紹介する。

アサヒビール株式会社では主力ビールである「アサヒスーパードライ」において、2009年から全工場で製造する全ての「アサヒスーパードライ缶350ml」及び、ギフトセットの全てのビール類などの製造にグリーン電力証書を活用する取り組みを行っている。さらに2020年1月下旬製造分からの「アサヒドライゼロ缶350ml」、2020年5月下旬製造分から「アサヒスーパードライ缶500ml」へもグリーン電力証書の活用を拡大している。

アサヒビールは、この取り組みによって、2019年までのグリーン電力を活用した量がグリーンエネルギー(GE)マーク商品で日本一であり、この取り組みによるCO₂削減量は約102,000トンにもなる。

グリーン電力証書を活用して製造されている証として、各スーパードライ缶の缶体、6缶用包装資材、外箱、およびビール類を使用するギフトセットの外装などに「グリーンエネルギー(GE)マーク」が印刷されている。

アサヒビールでは、太陽光、風力、バイオマス、地熱、水力など地球環境への負荷が少ない再生可能エネルギーのうち、秋田県田代平の風力発電と間伐材を使用したバイオマス発電によって生み出されたグリーン電力証書を使用している。

この取り組みにかかる費用は相当な金額になるが、以下の思いから実施を続けている。「企業である以上、地球環境の恩恵を受けて商品の生産を行っている。事業活動を続ける中で地球環境に与える負荷を少しでも軽減していきたいという思いが強くなり、地球環境保全に向けた施策を模索する中で、グリーン電力証書(GEマーク)を活用した取り組みと出会い、これに参加することを決めた。」

商品の製造にグリーン電力の活用を始めた食品業界初の企業として、これからもこの活動を継続してほしい。アサヒビールの取り組みは、社会に与える影響や波及効果が大きく、今後も更なる広がりが期待したい。

我々消費者としても、再生可能エネルギーの導入拡大、地球環境保護に取り組む企業を応援していきたい。

【ご参考】

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